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「嫌われてもいい」と割り切るための4つの方法

ライフスタイル

「人から嫌われたくない」と思ったことはありませんか? 人から好かれよう、気に入られようとして周りの目を気にし過ぎると、ストレスを抱えることになります。そこで今回は、心理カウンセラーの笹氣健治さんに、「嫌われてもいい」と割り切れるようになるための方法を教えてもらいました。

(3)自分で自分に話し掛ける

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自分の気持ちを共有できる相手がいない時、あるいは自分1人の時に、恐怖に耐える役に立つのが、自分で自分に話し掛けることです。

「やっぱり、嫌われたくないと思ってしまうよね。今はそれも仕方ないよね」

「大丈夫! なんとかなるよ」

「あの人が私の気持ちや意見を受け入れてくれなくても、それはそれで仕方ないよね」

「今回はちょっと怖いから、自分の気持ちは言わなくてもいいんじゃない?」

こうやって自分に向かって言うことで、気持ちが落ち着いてくるものです。

このようなセルフトークをするときのコツは、肯定的に言うことです。

「また言えなかったね」「がんばって言わなきゃダメだよ」「いつになったら言えるようになるの?」といったように、批判的な言葉を自分に言うと、かえって委縮してしまって、恐怖に立ち向かえなくなります。

自分は自分の味方になって、何があっても自分を肯定するように話し掛けることで、頑張ってみようという勇気が湧いてくるはずです。

(4)簡単そうなことから始める

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恐怖を克服する方法として有効なのが、徐々に慣れていくことです。

犬嫌いの人が子犬から慣れていくように、小さいハードルから挑戦し、徐々に高くしていくのです。

これくらいなら自分の気持ちや意見を主張しても大丈夫かな、と思うような軽めのものからチャレンジしてみてください。いざ勇気を出して伝えてみると、すんなり相手が受け入れてくれて、拍子抜けするかもしれません。

こうやって成功体験を積み重ねることで、自分を素直に表現してもいいんだと自信が付いてきます。

上で説明した3つの取り組みも同時にやりながらチャレンジすると、より着実に進歩できると思います。

難しいと思った時は無理をする必要はないので、気楽な気持ちでぜひ取り組んでみてください。

少しの勇気を出して自分を素直に表現してみよう

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他人からの評価を気にして自分の気持ちや意見を抑え込んでいると、ストレスがたまるだけでなく、自分に自信が持てなくなっていきます。

自分を素直に表現することは、慣れないうちは怖いかもしれませんが、実際にやってみると、思っていたような悪いことばかりではないことに気付くはず。

ちょっとの勇気を出して、自分を成長させるためにチャレンジできたらいいですね。

(笹氣健治)

※画像はイメージです

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