さすがゴディバ…。ローソンウチカフェの新作、濃厚ショコラ2種で秋のおやつは決まり

2020年9月15日（火）、ローソンの人気シリーズUchi Caféから「Uchi Café×GODIVA キャラメルショコラロールケーキ」「テリーヌショコラ」の2品が新登場。

高級ショコラティエとして名高いGODIVAとのコラボは、毎回コンビニスイーツの枠を軽く越えた傑作ぞろい。今回は涼しくなってきた秋冬に向けた濃厚ショコラがテーマのようです。

「Uchi Café×GODIVA キャラメルショコラロールケーキ」395円（税込）

まずひと品目は「キャラメルショコラロールケーキ」。チョコレートを使ったロール生地、ジャンドゥーヤチョコレートをまとわせたサクサククリスピーなクレープ生地、ミルクチョコクリーム、仕上げにキャラメルソースをたらりと添えた、聞いただけでもリッチな構成です。

お値段は1個395円とコンビニスイーツとしてはやや高級路線感はありますが、この凝った構成とゴディバコラボと聞けば納得でしょう。カロリーは1個当たり341kcalとちょっぴり高め。ご褒美スイーツとしておいしくいただき、ほかの食事や運動でカバーです。

パッケージから出してみると、形が崩れないよう丁寧にトレーに入れられたロールケーキが登場。トレーまでゴールドで、高級感たっぷりですね。

トップのキャラメルソースは袋の表面についてやや崩れましたが、おおむねイメージ通りのビジュアルです。それにしてもショコラとキャラメルのいい香り～♪ さっそくいただきます！

ロール生地はふわふわ……というよりはしっとりきめ細かで、食べ応えのある印象です。フォークを入れるとずっしりと重く、センターのクリームもとても濃密。

ミルククリームは香り高く、さすが世界のゴディバといった印象です。あえてミルクチョコレートで甘さを持たせたことで「チョコを食べてるな～」という満足感が得られますよ。

ミルクチョコクリームの口どけに浸っていると、サクサク食感のクレープ生地に行き当たります。クリームやロール生地だけでも充分完成度が高いロールケーキに、ジャンドゥーヤチョコレートを絡めたクリスピーなクレープ生地を挟むことで、ありきたりな食感を一気に打破！

トップのキャラメルソースでほろ苦ビターな風味が加わり、全体をバシッと引き締めてくれます。あらためて “さすがはゴディバ” と思い知らされました。

「Uchi Café×GODIVA テリーヌショコラ」350円（税込）

2品目は「テリーヌショコラ」。フランス産クーベルチュールチョコレートを使った生地を低温で丁寧にじっくりと焼き上げており、濃密でオトナの味わいだと前評判も高い逸品です。

パッケージから出してみると、小ぶりなテリーヌショコラがちょこん。開ける前はここまで小さいとは想像していなかったため、あまりの小ささに拍子抜けしました。

直径約4cmほどのテリーヌショコラには、「Uchi Café×GODIVA」の刻印入りチョコプレートがのっていて、小さいながらも高級感たっぷりですよ。

テリーヌらしいねっとりとした固さで、フォークを持つ手に力がこもります。空気を一切含まないテリーヌは、みっちりした生地が特徴。シフォンやスポンジケーキにはエアリーな魅力がありますが、テリーヌにはテリーヌなりのどっしりとした良さがありますよね。

濃密なテリーヌを口に含むと、ややビターなチョコレートの香りがふわり。体温でしだいに溶けていき、おいしい余韻を残したままゆっくりと去っていきます。これこれ、テリーヌショコラはこうじゃなくっちゃ。

濃厚な味わいのテリーヌショコラは、フォークで少しずつカットして口に含むだけでも充分な存在感。パッケージを開けたとき「ちっちゃ！」と思った自分を反省しました。

ベルギー産クーベルチュールの香りと甘さを堪能するには飲み物にもこだわりたいところ。無糖のコーヒーにも合うでしょうし、筆者的にはほうじ茶ラテの香ばしさとも合わせてみたいですね。小ぶりなサイズでしたが、味わいはしっかり。テリーヌショコラの王道をいくような味わいでした。