3.巡りよくしなやかな体に。お尻のミルフィーユポイントほぐし術
お尻上部のやや外側にある、いくつもの筋肉が重なっている“ミルフィーユポイント”。お尻は本来、適度に弾力があり、ほどよく柔らかいのが理想的。長時間のデスクワークや運動不足ではつぶれて硬くなりやすいので、小まめにほぐすことが大切。
腰骨上部へ手を当て、親指を中央の背骨に合わせてずらして。そのまま親指以外を斜め45度に下ろし、押すと痛みを感じる部分
椅子に座ってするなら
お尻の下にグーを入れて体を後ろへ
ミルフィーユポイントに、両手のグーがくるように椅子に浅く腰をかける。体を後ろに倒すと、さらにポイントを刺激。デスクワークの合間に
壁を使ってするなら
お尻と壁の間に握りこぶしを入れて
壁の前に立ち、片側のお尻のミルフィーユポイントの高さに握りこぶしを作り、壁に当てる。そのまま体を壁側へと倒して刺激。反対側も同様に
4.リラックス効果もある!お尻の仙骨周辺をほぐし術
上半身と下半身の骨をつなぎ、全身の骨格を支える仙骨。この部分には多くの血管や、骨盤内臓器につながる神経や下半身につながる神経、そして自律神経の副交感神経が集まっている場所。精神を安定させる効果もあるので、寝る前に取り入れるのもよし。
ゆりかごのように寝起きを繰り返す
心地よいと感じるまで続けて。全身の血流改善になり、頭痛や肩こり改善だけでなく、ほうれい線までケア。副交感神経が優位になり、リラックス効果大
1.もも裏を手で抱える
2.体操座りに
3.後ろへと倒れる
4.3の勢いのまま起き上がる
5.むくみを改善して顔スッキリ!尾骨周辺ほぐし術
背骨の最下部にあるとがった骨、尾骨。この尾骨をほぐすことで、その周囲を流れる髄液の巡りを改善。尾骨をピンポイントかつきちんと刺激するためには、ハンドタオルを半分に折って、くるくると丸めてお尻の割れ目の間に挟むように置いて。
骨盤を前後に動かし尾骨を刺激する
1.床に座って背すじを伸ばし、お尻の割れ目に丸めたハンドタオルを挟む。
2.両手を体の後ろに置き、体を後ろに倒し、両ひじを曲げる。自然と骨盤が後傾するように動き、タオルに尾骨が押し当てられる。
⇒【ひじを伸ばしたり曲げたりを×5回】