
工夫ひとつで、料理の効率がアップするキッチン収納。スッキリ映え収納がしたくてファイルボックスを買ったけど、「思っていたのと違う……」なんて、ざんねんな収納になっていませんか?
無印のファイルボックスを使っている人もいるかもしれませんが、実はファイルボックス収納は物が少ない人向けの収納方法。フライパンが多い人はかえって「入りきらない」「すぐに取り出せない」使いづらくなってしまうんです。
タテ置きでスッキリ収納できるファイルボックスは、一見便利そうに見えますが物が多い人が使うと逆効果。ボックスの幅が決まっているのでムダなスペースができ、空いたところについ重ねることで、他のフライパンが邪魔をして取り出しにくくなってしまいます。

とくに、コンロ下が引き出しという人には「フライパンスタンド」で収納する方法がおすすめ。幅を調整できるフライパンスタンドなら、余分なスペースがなくなってその分たくさん収納できます。

ということで今回、カインズやニトリなどのフライパンスタンド7製品を集めて比較検証を実施。「取り出しやすさ」「安定感」「使い勝手」をプロがチェックしました。
その結果を、おすすめ順にご覧ください。

カインズ
鍋・フライパン・ふた
スタンド分離式 ホワイト
実勢価格:980円
サイズ:W30.0~57.0cm
▼検証結果
取り出しやすさ:◎
安定感 :◎+
使い勝手 :◎+
見事、ベストバイに輝いたのは「カインズ」でした。カインズは幅調整のピッチが細かく付け替えも激ラク。さらにワイヤーと土台の強度がしっかりしていて安定感もバツグン!

幅を調整すればムダスペースがゼロになり、1枚1枚が自立するので取りやすいです。

買いやすい値段もうれしいポイントですね。

天馬
ファビエ 伸縮式
フライパン&鍋ブタスタンド
すっきり整頓シリーズ
実勢価格:1430円
サイズ:W32.0~57.0cm
▼検証結果
取り出しやすさ:◎
安定感 :◎+
使い勝手 :◎+
「天馬」は、ワイヤーの形に違いがあるものの、しっかりした作りでカインズと大差はなく、使い勝手もバッチリ!

ワイヤーを内側からはめるので、たわみにくく安定します。