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「何でも自分のせいにしがち」な人の特徴4つ

気にするほどでもないことや、自分だけのせいではない失敗に対して、深く罪悪感を抱くことはありませんか? でもそれって手放すべき感情かもしれません。今回は心理カウンセラーの大塚統子さんに、罪悪感が生まれるメカニズムや、罪悪感を解消する方法を聞いてみました。

「悪いことをしちゃったな」「迷惑を掛けちゃったかも」とモヤモヤすることはありませんか? ちょっとしたことに罪悪感を抱きやすいタイプや、「気にしなくていい」と言われても申し訳ない気持ちが続くタイプの人は、心がしんどくなりやすいでしょう。

今回は、罪悪感を強く持ってしまう心理とその解消法について解説します。

「罪悪感」とは?

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罪悪感の言葉の意味としては、「罪をおかした、悪いことをしたと思う気持ち」(出典:『デジタル大辞泉』)です。類語には「自責の念」「良心の呵責」「悔恨の念」「後ろめたさ」などがあります。

また、心理的な罪悪感とは、「自分が悪い」「申し訳ない」「自分のせい」などと自分を責める感情を指します。そして、罪悪感があると「自分は罰せられるべき」とか「自分は償わなければならない」という発想がもれなくついてきます。

罪悪感が生まれるメカニズム

罪悪感を抱いてしまう主な原因には、大きく分けて3つの理由があります。

(1)「してしまった」罪悪感

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「自分が加害者」だと思う場面で生じる罪悪感です。

仕事を例にいえば、「発注ミスをした」「間違ったやり方をした」「自分の言葉で混乱させた」など。

自分がしたことで誰かを困らせた、誰かに迷惑を掛けた、誰かを傷つけたなどの自覚があって、「取り返しのつかないことをしてしまった」と悩みます。

(2)「しなかった」罪悪感

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次に、「自分が行動しなかったこと」に対して生じる罪悪感です。

こちらも仕事を例にいえば、「準備しておいた方がいいかなと思ったのに準備せず、そのために支障が出た」「上司の勘違いで同僚が叱られているのを助けなかった」「考えれば分かることなのに、気が付かなかった」など。

できたかもしれないのに、行動しなかったことで後悔し、自分を責めます。

(3)「自分だけ恵まれている」罪悪感

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最後に、「他の人は苦労をしているのに、自分だけ幸せで申し訳ない」と思った時に生じる罪悪感です。

例えば、「みんな残業しているのに、自分だけ定時で帰る」「他の人は大変なのに、自分の仕事だけラク」「自分だけ上司に気に入られて優遇されている」など。

周囲の人が自分と同じように幸せだと思えないことから申し訳なさを感じ、自分の幸せを素直に喜べません。

罪悪感を抱きやすい人の特徴

日常生活の中には罪悪感の種になるような出来事がたくさんあります。ですので、自分だけが罪悪感を抱いていると不安に思う必要はありません。

ですが、起きた出来事にはいろいろな解釈の仕方があるのに、つい罪悪感と結び付けて悩んでしまう人もいます。ここでは、そんな人の特徴を紹介します。

(1)自分を責める癖がある

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「私がダメだから」「私が不十分だから」と自分を責める癖があると、全ての出来事を「自分のせい」と思います。「今日雨なのは、私が雨女のせい」などが分かりやすい例でしょう。

悪い出来事だけ「自分のせい」で、良い出来事は「自分のせい」だと思わないのが特徴です。

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