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「何でも自分のせいにしがち」な人の特徴4つ

ライフスタイル

気にするほどでもないことや、自分だけのせいではない失敗に対して、深く罪悪感を抱くことはありませんか? でもそれって手放すべき感情かもしれません。今回は心理カウンセラーの大塚統子さんに、罪悪感が生まれるメカニズムや、罪悪感を解消する方法を聞いてみました。

(2)責任感が強い

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責任感が強いのは良いことです。しかし、本来なら背負う必要の無い責任まで、自分の責任と考えてつらくなることがあります。

例えば、「チームの失敗は、自分のサポート下手が全ての原因だ」などです。

(3)自己評価が低い

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自分自身への評価が厳しいと、「何もできていない」「迷惑ばかり掛けている」と思いやすくなります。

「自分が貢献できていることや、人に与えているものがある」と自分自身で思えていないと、自分に対して疑いを持ちます。「自分が何か悪い影響を与えていないか」「自分のせいで悪いことが起きるのではないか」と不安になりやすいのです。

(4)やれることをやっていない

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必要な行動を後回しにしていると、「私は頑張っていない」と罪悪感を持ちやすくなります。

また、「これくらいできて当然」と自分に求めるものが大きいと、理想通りにできないことがあった時、努力不足と感じることもあります。

強い罪悪感を解消する方法

抱えてしまった罪悪感を手放していくには、「許し」が有効です。自分に対して許す心を持つための具体的な方法を5つ紹介します。

(1)素直に謝る

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「自分のせいで申し訳ない」という気持ちが強い場合や、「自分が原因でネガティブな結果を招いた」と自覚している場合は、直接お詫びができるなら、素直に謝罪を伝えましょう。ずっと言えなかった「ごめんなさい」を伝えられると、胸のつかえがとれる場合があります。

直接伝えられない場合は、出さなくても良いので手紙を書くことで感情を吐き出してみるのもいいでしょう。

(2)客観的に捉えなおす

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「私と全く同じ失敗をした人が目の前にいたとしたら」と考えてみましょう。あなたは、その人を許さないでしょうか? 他人に置き換えて考えると、意外と「なんてことない」と思える場合が多いはず。

また、想像したその人に「どんな優しい言葉を掛けようか?」と考えてください。そして、思い浮かんだ言葉を、自分自身にも言ってみましょう。

(3)大切にしてくれた人を思い出す

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自分を大切にしてくれた人を1人思い出してみましょう。その人に、自分が抱えている罪悪感を懺悔したとしたら、その人はどんなふうに受け止めてくれるでしょうか。その人が掛けてくれる言葉や表情を想像することで、心が許されたような気持ちになります。

ただ、ありのままの自分をその人にゆだねるのをイメージしてみることで、心が軽くなります。

(4)今できることをする

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罪悪感を抱き後悔をしている時は、心が過去で止まってしまっています。まずは、過去の体験から何を学んだのか、あの経験にどんな意味があったのかを考えてみましょう。

そして、「今」自分にできることを見つけて、実際に行動しましょう。その時できる最善を尽くすことで自分を許せる可能性があります。

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