よさそう! と思って買った収納グッズなのに、「わが家には合っていなかった……」なんて“ざんねん”な結果になっていませんか? そこで、雑誌『LDK』が「失敗しない収納グッズ&アイデア」をプロと探すことに! 今回は、季節の布団や来客用の布団を収納しておける「布団袋」の検証を実施。スペースをムダなく使えて出し入れしやすい製品を見つけ出しました。
羽毛布団を入れたとき、中に付いたベルトで膨らみを押さえられます。
ニトリ
ハンドル付き
ふとん袋 WS
実勢価格:699円
約D100×W70×H50cm
▼検証結果
入れやすさ :△
取り出しやすさ:○
丈夫さ :△
ニトリ「ハンドル付き ふとん袋 WS」は、布団1組が入るシンプルなデザイン。
ハンドル付きなので棚からの取り出しやすさは合格ですが、生地のハリがなく使いづらいのが残念です。
3COINS
ふとん収納バッグ
実勢価格:550円
約D102×W23×H65cm
▼検証結果
入れやすさ :△
取り出しやすさ:○
丈夫さ :△
3COINS「ふとん収納バッグ」は、まさに布団を入れる「バッグ」。
手提げが付いていますが、布団を運ぶことはあまりないので、クローゼットから出し入れしやすい機能が欲しいです。
東和産業
引越しBOY
ふとん袋
実勢価格:1520円
約D100×W65×H60cm
▼検証結果
入れやすさ :×
取り出しやすさ:○
丈夫さ :○
引っ越しに使える丈夫な布団袋の東和産業「引越しBOY ふとん袋」。生地がしっかりしているのはいいですが、とにかく大きいのでジャマになりそうです。
持ち手はなく、ベルトのみ。締める際も取り出すときも面倒です。
以上、布団袋7製品の検証結果でした。
布団圧縮袋は小さくなるので、スペースを取らないという点では悪くありません。しかし、1度圧縮してしまうと、開けるのがもったいなくなり、開けずにそのまま……という人が多いんだそう。
掃除機を出したり圧縮させる手間を考えるとラクな方法ではありません。出し入れ前提なら圧縮しないほうが使いやすいんです。
布団の入れ替えを行うたびに布団収納方法に困っていた人は、生地ハリをポイントに布団袋を選んでみてくださいね。
『LDK』
2020年10月号
LDK』2020年10月号の特集「ざんねんな収納&片付け図鑑」では他にもさまざまな「あるある・しくじり収納」を大公開。解決方法やおすすめアイテムを紹介しています。
ぜひ、記事を参考にしてみてください。