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紅葉×温泉の無敵タッグを都内から日帰りで楽しめるスポット3選

旅行・おでかけ

赤、黄、橙…木々が色づく晩秋の季節は徐々に気温が下がってきて、温泉を楽しみたい季節でもありますよね。そこで、フリーアナウンサーとして活躍しながら、日本中の温泉をめぐりライター・コメンテーターとしての活動も行う温泉専門家・植竹深雪さんに、都内から日帰りで行くことができる紅葉×温泉の必見スポットを教えていただきました。

信玄公も愛した肌触りのいいアルカリ湯「中川温泉 信玄館」

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神奈川県足柄に位置する温泉宿、「中川温泉 信玄館(なかがわおんせん しんげんかん)」。都心から車で1時間30分、電車でも2時間程度と気軽に訪れることができる立地ながら、都会の喧騒から離れ丹沢山塊の自然を感じながら心憩う時間を過ごすことができます。

かの武田信玄公もこの中川温泉をかくし湯として利用し、湯に浸かって傷を癒したと言われているんです。

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自家源泉であるこのお湯の特徴は、pH10.2と随一の高さを誇るアルカリ性温泉であること。肌触りがとてもなめらかで、トロトロとローションみたいな浴感があり植竹さんも驚いたそう。アトピーや皮膚病、神経痛等だけでなく、飲泉により胃腸病などにも効能があるといわれていることから、外側からも内側からも美しくなれる「美人の湯」として大人気なんです。
山あいの豊かな自然と清流「中川」を一望できる大浴場・露天風呂のほか、3種類の貸切風呂も。紅葉が見頃を迎える11月上~下旬頃には、目の前に広がる色鮮やかな景色を独り占めしているような気持ちになれちゃいます!

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日帰りで訪れる場合には、入浴だけでなく、純和風数寄屋造りの古式ゆかしい空間で季節の山の幸や川魚を盛り込んだ「田舎料理」を楽しめる特別なプランも。旅館なので宿泊して、よりゆったりと時間を過ごすのも◎。

神奈川県の温泉といえば箱根というイメージもあるかと思いますが、穴場として必見の「中川温泉 信玄館」。信玄公も愛した温泉を体感してみてくださいね。

■中川温泉 信玄館(なかがわおんせん しんげんかん)
住所:神奈川県足柄上郡山北町中川577-6
電話:0465-78-3811
営業時間:11時30分~18時 ※感染予防対策の為、入場人数制限や営業時間の短縮を行う場合がございます。
料金:大人1000円/子ども(2歳~小学生)500円 (ともに税込)
定休日:不定休

日常から離れ、紅葉を眺めながらリラックスした時間を過ごすことができる日帰り温泉。自分へのご褒美や、友達・恋人との心休まるひとときにぜひ足を運んでみてくださいね。

■監修:植竹 深雪
Instagram:@onsen.journalist_miyukiuetake
フリーアナウンサーとして活躍する傍ら、国内外2200以上の温泉に入湯しライターやコメンテーターとしても活動している「温泉専門家」。マスコミ経験やこれまでの入湯経験を活かし、旅館再生コンサルタントとしても引っ張りだこ。温泉はもちろん、その周辺の地域と文化を守り後世へバトンをつなぐために尽力している。

Text:河野未夢(vivace)

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