(2)自分が抱えてきた不安に寄り添う
不安に駆られると誰かに解消してほしいと思うものですが、できるだけ自分で不安を解消する術を身に付けたいものです。
不安になった時は、「そうだよね、不安になるよね」と自分に声を掛けてあげて、腕を胸の前でクロスさせるセルフハグがおすすめ。深呼吸をしながら、気持ちが落ち着くまで優しい声を掛けてあげましょう。
(3)不安な気持ちを紙に書く
これも自分で不安を解消するおすすめの方法の1つです。
感情が揺れた時は紙を用意して、思っていることを書き出していきます。この紙は誰にも見せないので、きれいに書く必要もなければ、話の流れを気にする必要も全くありません。
とにかく全部吐き出して、すっきりしてきたら読み返さずにビリビリ破って捨てちゃいましょう。
(4)お気に入りのお店を見つけて感想を伝える
あなたが「このお店は雰囲気がいいな」とか「おいしいな」と思うお店を見つけましょう。
そして、店員さんに「いつも雰囲気がすてきですよね」「おいしかったです」とぜひ感想を伝えてみましょう。
少し勇気が必要かもしれませんが、実際やってみると、自分は誰かを笑顔にすることができるんだ、という実感が湧いてくると思います。
不安を少しずつ手放していこう
彼氏に依存してしまう時は、根底に強い不安感や寂しさ、そして自己価値の低さが存在します。これらを解消していくことが、彼氏依存症を治す近道です。
自分が抱えてきた不安や寂しさに寄り添い、ぜひ自分自身に優しい言葉を掛けてみてください。少しずつでいいので、不安を手放していきましょう。
あなたが、「私は誰かを笑顔にすることができるんだ」と思えるようになりますように。
(高見綾)
※画像はイメージです
カウンセリングサービス所属、心理カウンセラー
電話、面談(東京・名古屋)によるカウンセリング及び心理学ワークショップ講師をしている。大学卒業後、民間企業の経理・財務業務に従事するが自身の悩みを解決するために心理学を学びはじめ、人生がうまくいくためには特定の法則があることに気づく。働く女性が才能や魅力を発揮し、自分らしく輝いていくことをサポートするのが最も得意なジャンル。
著書に「ゆずらない力」(すばる舎)がある。
他、PHPスペシャルに記事を寄稿するなど活動中。
高見綾のブログ https://takamiaya.com/