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「売れるはずがない」と言われても。とある“レトロ食器”が若者に支持される人気ブランドになったわけ

インテリア

桐本:それが全然理解されなくて!「悪ふざけするな」「こんなダサい柄が売れるわけないだろ」なんて言われてしまったんです。

でも私たちは売れるって確信があったので、繰り返し提案を重ねました。

坪井さん(以下、坪井):一部の熱狂的な層だけじゃなく、潜在的なファンがいるんだよってことを示すのが難しくて。

実際にInstagramにアップされている投稿をカウンター使って数えたり、いろんなお店を回って市場調査したりしました。

たくさんレポートを出したんですが、最後まで快諾は得られませんでした。

桐本:代わりに「通常の1/4ロットだったらいいよ」とは言われたんです。ロットを小さくすればするほどコストはかかる、なので物の割に一個あたりが高くなってしまうんですね。

「それでも売れるんだったらやっていいよ」っていう挑戦状みたいなものだと受け取りました(笑)

ーーそれで、結果は?

桐本:売れたんですよ!

ーーすごいですね!告知などはどのようにしたんですか?

桐本:発売の一ヶ月前からInstagramを開設して、アナウンスをしました。開設当初は昔からのファンの方々から「待ってました!」との声を多くいただいて、これはいけるぞと思いました。

ファンの方に刺さるよう、投稿も工夫をしたんです。新商品の情報だけじゃなく、当時のカタログや豆知識など、喜んでくれそうなものを入れ込みました。

佐々木さん (以下、佐々木):そうして発売日当日、ドカンと売れて。半分くらいは一気にでしたね。

また、最近の「純喫茶ブーム」も手伝って残りの半分も徐々に売れていきました。今思うと、意地でやっていたなと感じます。

ーー当時のものをリメイクするのって、かなり難しいのではないのでしょうか。

杉本さん(以下、杉本):そうですね。

忠実に再現するとなると、本物のヴィンテージグラスを手元において書き起こす必要があるんです。

しかし、会社に当時のサンプルはほとんど残っていなかったんですよね。

ーー当時のものはどのように探したんですか?

杉本:自力でレトロショップを回って探しましたね。それでも手に入らなかったものは、持っているファンの方から一時的にお借りしたりしました。

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