年越しうどんではいけないの？
おそばと同じ日本の麺類として、大晦日にうどんを食べる方も増えています。近年は讃岐うどんチェーンの積極的な店舗展開もあり、特に西日本出身の方にとっては、そばよりもうどんの方がソウルフードであるという感覚が強いようです。
さぬきうどん振興協議会の定義では年越しうどんではなく、年明けうどんと言うのが正しいようです。うどんは元々、昔から太くて長いことから「健康長寿」「家運長命」など長寿に関わる縁起物としても感じでよく食べられていたそうです。
うどんの麺は白いので年明けうどんの具に
・桜えびの掻き揚げ
・金時人参の掻き揚げ
・梅干し
・海老の天ぷら
など「紅」ものを１つトッピングして新春を祝うのが縁起がいいという意味も入っています。元旦から15日までに食べるうどんを年明けうどんと定義されてます。
▶うどん以外にも⁉︎年越し◯◯
麺類というカテゴリーからすると現代人にとっては歴史的な意味から離れて、年越しラーメンやパスタでも良いんじゃないかという人もあり、更に麺類からも離れて年越しカレーを提唱する人も現れています。
この１年を平穏に過ごせて、その活力源となる食材なら特定の品にこだわる必要はないのかもしれません。新しい年を平穏無事に過ごせることを祈るばかりです。
年越しそばは、よいお年への願い
いかがでしたか？年越しそばに関するまとめ記事は。
年末の風物詩と言える年越しそばには、これから来たるべき新年への希望と期待が込められているんですよね。そんな庶民の切ない願望を年越しそばが代表しています。「どうそ、よいお年を」と。
