カメラを持って美術館へ行こう!
美術館というと写真を撮ってはいけないイメージがあるかもしれませんが、最近は写真OKの展覧会や常設展示もたくさんあります。今回は、鑑賞しても写真を撮ってもおもしろい美術館を紹介致します!
1.十和田現代美術館
まちなかのカラフルな現代美術館
こちらは青森県十和田市にある現代美術館。オノ・ヨーコや草間彌生、ロン・ミュエクなど国内外のアーティストの作品をコレクションしており、その作品は建物の外にまで広がっています!
中には、とても建物内とは思えない巨大な像も。見ている人の常識を問うような作品もあり、思わず目を奪われるカラフルな作品もあり。いろいろな楽しみ方ができる美術館です。
2.感覚ミュージアム
アートは視覚だけじゃない!
宮城県大崎市にある、日本で初めての「感覚」をテーマとした美術館。視覚、聴覚、嗅覚、触覚といった人間の感覚に訴えかける作品が集められ、館内をめぐるだけで普段意識しない感覚が活性化するのを感じられます。
石田智子さんの作品『香りの森』。細く切った紙のヒモ・紙縒り(こより)30万本でできた紙の森です。そばを歩くだけで紙の擦れる音が鳴り、時間がゆっくりに感じられます。一部撮影不可の作品もあるのでご注意を!
3.ICC
最新技術とアートの融合!
NTTインターコミュニケーションセンター(略称ICC)は、東京西新宿の京王新線初台駅から徒歩2分のところにある美術館。技術とアートが融合した「メディア・アート」というジャンルの作品を展示しています。
現在展示されている『herering』は、手に持ったセンサーを動かすことでスクリーンの色と音が変化していく作品。自分の動きと連動する色と音に不思議な感覚に陥ります。撮影不可の作品もあるので要注意です。
4.越後妻有里山現代美術館
自然と地域性を素朴に感じる美術館
新潟県十日町市にあるこちらの美術館の通称は「キナーレ」。地域の方言の「来なされ(来てください)」と、地域特産の着物を「着なされ(着てください)」という言葉を掛け合わせた通称だそうです。
カルロス・ガライコアの『浮遊』は、普通の家屋と越後妻有の家屋の形が空中に散らばって星空のように見える作品。美術館周辺の地域性を感じられる、美しくて面白い作品が集まっています。