メイン材料2つで作る「作り置きハンバーグ」のレシピを、調理師がご紹介します。煮込みハンバーグや豆腐ハンバーグなどの、作り置きにぴったりなレシピも◎ 冷蔵&冷凍保存の方法もマスターできるから、毎日のお料理が楽チンになりますよ!
調理師 製菓衛生師 kii
ハンバーグを作り置きしておこう!
Photo by kii
作り置きのハンバーグがあれば、毎日のお料理が楽チンになります。サラダやスープを添えるだけで立派な献立になりますし、ハンバーグソースでアレンジができるから飽きにくいのも嬉しいですよね。
今回は、メイン材料2つ&調味料で作る「作り置きハンバーグ」のレシピを、調理師が伝授します。玉ネギもパン粉も牛乳も、必要ありません!玉ネギをみじん切りして炒める手間もないから、簡単&時短です。ソースもレンジ調理でOKですよ◎
では、さっそく作り方をご紹介します。
作り置き向けハンバーグのレシピ
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保存性を高めるために、卵を使わないレシピにしました。玉ネギも、時間が経つと水分が出てくることがあるので。今回は使用しません。みじん切りにして炒める手間もありませんね。
材料が少ないので、お肉の味をしっかりと感じられるようにすることがポイント。牛乳とパン粉を使ってしまうと、味の邪魔をしてしまいます。水、麩にすることで、肉感をアップさせました!
▶材料(4個分)
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・合い挽き肉 400g
・麩 30g
・水 60cc
・塩、こしょう、ナツメグ 各小さじ1/3
・ケチャップ、ソース 各小さじ2
▶タネの作り方
1. 麩を細かく砕いて、水を加える。
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麩を細かく砕きます。ジップ付きの保存袋や厚手のビニール袋に入れて、すり鉢棒で叩くと簡単です。(ない場合は、手でも簡単に砕くことができます。)
細かく砕けましたら、水を加えてよく混ぜ合わせておきましょう。
2. 粘りが出るまで、お肉をしっかりとこねる。
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ボウルに、合い挽き肉、ケチャップ、ソース、塩、こしょう、ナツメグを入れます。粘りが出るまで、しっかりとこねていきましょう。
※作り置き用ですので、素手でこねることは避けてください。
3. 成形する。
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成形します。厚すぎると生焼けになってしまうことがあるため、厚さ1cmくらいになるようにしましょう。
※ひび割れがありますと、焼いたときにそこから割れてしまいます。肉汁が出ると、おいしさも半減。表面がなめらかになるよう成形しましょう。
▶焼き方
1. 冷たいフライパンに、ハンバーグをのせる。
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冷たいフライパンに、ハンバーグをのせます。弱火で焼いていくので、自然に脂が出てきます。テフロン加工のフライパンでしたら、油をひく必要はありません。
※冷たいフライパンにハンバーグをのせることで、焼きムラがでません。
※くっつきやすいフライパンの場合は、サラダ油を適量ひいてからハンバーグをのせてください。