大掃除のことが頭に浮かび始める年末間近。億劫に感じてしまう方も多いかもしれませんが、つけ置きするだけで簡単だったり、キレイになるのが目に見えてわかったりすると、掃除もどんどんはかどるはず。今回は、汚れがよく落ちると人気の「オキシクリーン」を使った換気扇やガスコンロなどの掃除のしかたをご紹介します。
衣類の洗濯にも、家中の掃除にも使える「オキシクリーン」
「オキシクリーン」は、アメリカのチャーチ&ドワイト社が展開する洗剤ブランド。日本でも親しまれており、特に粉末タイプの酸素系漂白剤が衣類の洗濯や掃除にも使えると人気です。
汚れがよく落ちると評判ですが、香料・界面活性剤は不使用で、酵素の力で漂白・消臭・除菌ができます。また、洗剤に多いツンとした香りがないのも使いやすさの理由。衣類の洗濯では染み抜きなどもでき、掃除の際は家中のいろいろな場所に活用できます。
ここからは、大掃除で手をつける方が多い換気扇などの掃除に使う方法をみていきましょう。たったの3ステップで、つけ置きをしている間はほかの場所を掃除するなど、効率的に進められますよ。
つけ置きで汚れを浮かす。手間なく終わる換気扇掃除
油汚れでギトギトした換気扇の掃除はやっかいで、できることならやりたくないと思ってしまう方もいるかもしれません。ですが、オキシクリーンを溶かしたお湯に浸しておくだけなら楽々。最後にすすいで汚れ落ちが確認できたら、気分もすっきりしそう。
換気扇の掃除のしかた
1. 大きめの桶に40~60℃のお湯をはり、オキシクリーン(お湯4Lに対し、キャップまたはスプーン5杯分)を入れ、混ぜて溶液をつくります。ここできちんと溶かすことが、汚れをしっかり落とすためのポイントです。
2. 換気扇の羽などのパーツを漬けます。
3. 20分~1時間程度たったら、スポンジなどでこすりながらよくすすいでください。
※こちらはプラスチック素材のものに関しての方法です。アルミ素材など金属素材でのつけ置きは変色する可能性があります。
溶液はふきんやブラシでの掃除にも活躍
オキシクリーンの溶液は、つけ置きのみではなく拭き掃除にも役立ちます。使えるのはガスコンロや冷蔵庫といったキッチンまわりから、室内の壁やフローリングの床など広範囲。これひとつで家中がキレイになります。
拭き掃除のしかた
1. 桶やバケツなどに、 40~60℃のお湯を入れてオキシクリーンを溶かします。(つけ置きと同じように、お湯4Lに対し、キャップまたはスプーン5杯分を使用。こちらもきちんと溶かすことがポイントです。)
2. ふきんやスポンジに溶液をつけ、汚れが気になるところを拭きます。
3. 仕上げに、別のふきんでしっかりと水拭きをして洗剤を拭き取ります。
玄関やベランダ、お風呂などでは、この溶液をまいてブラシでこすり、同じく水拭きか水洗いすればさっぱり清潔に。
※素材・器具・設備等の取扱説明書で洗剤・漂白剤使用に関する注意事項を確認し、使用できることを確認してから行ってください。
オキシクリーンで大掃除も簡単に
オキシクリーンの公式サイトには、衣類の皮脂汚れや黄ばみを落とす方法や、洗濯機の洗濯槽の掃除のやり方などと、それぞれに合った商品が紹介されています。上でご紹介したように3ステップ程度で終わるものばかりで簡単。ぜひ参考にして、大掃除やその後の定期的な掃除にも役立てみてはいかがでしょうか?
photo / オキシクリーン, Shutterstock
オキシクリーン