【悩み5】生地がぜんぜん膨らまない
生焼けとおなじくらい多い「膨らまない」という失敗。でも「いつものスポンジは膨らむのに……」なんて落ち込む必要はありませんよ♪
▶【解決策1】混ぜすぎが原因の可能性大!
チョコレートを入れたケーキは、簡単に見えて実は難易度が高いのです。というのも、チョコレートやココアに含まれる"油分"がその原因。ケーキ作りによく使用される"メレンゲ"は油分に弱いので、しっかり泡立てていても、チョコを入れた瞬間からみるみるうちに消えてしまうのです。
混ぜれば混ぜるほど生地の状態は悪くなりますので、メレンゲを加えたあとは、ゴムベラで切るようにササっと混ぜ合わせましょう。また、メレンゲの温度が低すぎるとチョコレートが固まってしまい分離に繋がるので、冷凍卵白を使う場合は温度にもご注意くださいね。
▶【解決策2】焼くまでの時間を短縮!
オーブンの予熱設定も重要で、生地が完成したらすぐに焼き始めたほうがメレンゲの劣化が少なく済みます。ですので、すぐに焼き始められるよう、生地を混ぜ終わる前にオーブンは設定温度に予熱しておきましょう。
▶【解決策3】余分な蒸気や熱を逃がす
焼きあがったあと、表面が多少しぼむのは上手に膨らんでいる証拠!それでも気になるときは、焼き上がったらすぐに、15cmほどの高さから型ごと台やテーブルに落とすと、余分な蒸気や熱が逃げてしぼみにくくなりますよ。
コツをマスターすれば怖くない♪
失敗の原因は解決しましたか?「材料、温度、水分、混ぜ方、焼き加減」の5つのコツさえマスターしておけば、チョコ作りはもう怖くありません。
手作りチョコで今年のバレンタインが、すてきな日になりますように!