ハヤシライスに似ているハッシュドビーフ。なんとなくマンネリ化してしまいませんか?難しいと思われがちなハッシュドビーフも、じつはちょっと手を加えるだけで本格的に仕上がります。今回は、なかでも人気のレシピを厳選してご紹介します。
ちかこ
ハッシュドビーフの厳選レシピ
牛肉とたまねぎ、マッシュルームだけで簡単に作ることができるハッシュドビーフ。最近は一言でハッシュドビーフと言っても、デミグラスソースを効かせたものたトマトの酸味を生かしたものなどさまざまなルーが販売されています。
一度にまとめて作ることができ、忙しい人の味方とも言えるハッシュドビーフ。ですが、毎回同じような味付けになってしまい、マンネリ化している方も多いのではないでしょうか。
今回は、短時間でパパッと作れるお手軽メニューから洋食屋顔負けの本格的なもの、残り物をリメイクしたものまで様々なハッシュドビーフのレシピをご紹介します。
ハヤシライスとの違いは?
ハッシュドビーフと聞くと、気になるのがハヤシライスとの違いですよね。なんとなくハヤシライスは子供も好きな甘めの味、ハッシュドビーフはワインなどを効かせたちょっぴり大人の味わいといったイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。その違いは材料にあります。
ハッシュドビーフは、牛肉と玉ねぎを炒めてデミグラスソースで煮込んだものであるのに対し、ハヤシライスは牛肉と野菜を炒めてトマトソースで煮込んだものです。ハッシュドビーフ同様、玉ねぎが入っていることが多いですが、厳密な決まりはないようです。
ちなみに、海外発祥と思われがちなハッシュドビーフはじつは日本生まれ。一方、ハヤシライスはハッシュドビーフが訛ったものとも言われており、現在ではあまり明確な違いはないようですね。
ハッシュドビーフの厳選レシピ13選
ハッシュドビーフの定義が分かったところで、ここからはおすすめのハッシュドビーフレシピをご紹介していきます。
1. 10分で完成ハッシュドビーフ
市販のデミグラスソースの缶を使うことで、たった10分でできてしまうお手軽メニューです。お肉と野菜はお好みの大きさにカットし、あとはデミグラス缶とお酒を少し加えて煮込むだけ!仕上げにマーガリンやバターを加えればより濃厚でリッチな味わいが楽しめます。
2. 20分でハッシュドビーフ
こちらも市販のデミグラスソース缶を使ったレシピです。ですが、先にワインで風味を付けることでより本格的な味わいに。お肉と野菜は食べやすい大きさにカットし、オリーブオイルで炒めます。赤ワインのアルコールがとんだらデミグラスソース缶、ケチャップ、ソース、しょうゆ、バターを加えてできあがり!バターのコク、ケチャップの酸味が合わさり、本格的な味わいが楽しめます。
3. きのこたっぷりハッシュドビーフ
ハッシュドビーフとの相性抜群!きのこを贅沢に使用したメニューです。お肉と野菜、きのこは食べやすい大きさにカットし、オリーブオイルとにんにくで炒めます。赤ワインで風味を付け、コンソメと市販のルーを加えて弱火で30分煮込めば完成です。じっくりと時間をかけて仕上げることで野菜とお肉の旨みが溶け出し、飽きてしまいがちな市販のルーが本格的な味わいに変わります。
4. トマト缶で老舗ハッシュ
トマト缶を使い、酸味を効かせたハッシュドビーフです。お肉と野菜はお好みの大きさにカットし、小麦粉を加えてオリーブオイルで炒めます。赤ワインを加え、トマト缶を加えて30分程度煮込めばできあがり!トマト缶だけではさっぱりしすぎてしまうハッシュドビーフも、オイスターソースをプラスすることでコクが加わります。
5. 味噌チョコのハッシュ
純洋食のイメージが強いハッシュドビーフですが、こちらは一風変わった、味噌とすりごま、そしてチョコレートを加えたレシピです。牛肉は固くならないよう、別で炒めるのがポイント!赤ワイン、コンソメ、デミグラスソース缶と味噌、すりごま、チョコを入れて15分ほど煮込めばOKです。チョコと味噌を加えることでコクが深まります。
6. 牛すじのハッシュ
リーズナブルなすじ肉を使用した、家計に嬉しいメニューです。玉ねぎはしんなりするまで炒め、牛すじを入れて煮込み、市販のルーを入れてとろみがつくまで煮込んだら完成!材料がシンプルなため、ご飯はターメリックライスなど色を付けて華やかに盛り付けましょう。グリーンピースやパプリカを散らすのもおすすめです。