4. キッチンペーパーでしっかりと水気をとります。
このままだと乾燥するのに時間がかかるので、さらに水気を取り除きます。
キッチンペーパーの上にお米を広げます。
上からもキッチンペーパーをかぶせて、水気をとります。触っても手に水分がつかない状態まで、この作業を繰り返します。
5. トレイに広げて乾燥させます。
乾燥しやすいように、お米をできるだけ重ならないようトレイに広げます。その状態で半日~1日、日が当たらない風通しのよい場所に置いておきます。
6. お米の状態をチェック!
左は何もしていないお米で、右は研ぐ→吸水→乾燥としたものです。お米が白っぽくなったらOK。
さらに爪で潰してチェックします。十分に吸水し乾燥したものは、爪で潰すと簡単にくずれます。この状態になったら次に進みましょう。
7. ミキサーにかけます。
お米を少しずつミキサーにかけます。一度にたくさん入れてしまうと、刃が回らなくなってしまうので注意してください。
8. こし器でこします。
目の細かいこし器を使って、ミキサーにかけたお米を選別します。
こし器に残ったものは、再度ミキサーにかけます。
こす→こしきに残ったものをミキサーにかける→こす……の行程を、こし器に残る米がなくなるまで繰り返します。
9. 密閉容器に入れて完成!
湿気てしまわないよう、密閉容器に入れて完成です。できるだけ早めに使い切るようにしてくださいね。
フードプロセッサー、ミル、すり鉢でもOK
ミキサー以外にも、フードプロセッサー、コーヒーミル、すり鉢などの道具でも米粉をつくることができます。
手で挽くすり鉢は、どうしても均等に細かい粒子にすることは難しいです。そのため、おだんごなどの粘り気と弾力があるものには適しますが、パンやスポンジケージなどのふんわりと膨らませるものには適しません。
できた米粉の粉末の細かさは、すり鉢>フードブロセッサー>ミキサー>ミルとなります。細かいものほどふんわりとしたものに適し、粗いものほど粘り気と弾力があるものに使うと覚えてください。米粉でパンやお菓子をつくりたい場合は、ミキサーやミルで作ったものがおすすめです。