無洗米で作る場合
無洗米で米粉を作る場合は、「吸水→乾燥→粉末にする」という工程でおこないます。
米粉のおいしさは、洗米の技術も大切な要素。洗米がきちんとできていないと、米粉にしたときにえぐみになり、粉末の細かさも均一になりません。無洗米でしたらその心配をしなくてもよいですね。
玄米で作る場合
玄米で作る米粉は「玄米粉」といいます。玄米粉は、玄米特有の香ばしい香りや、複雑な奥深い味が特徴です。その特徴を生かしたパンやお菓子を作ることができます。しかし、通常のお米よりもくせがあるともいえるので、好みが分かれやすい食材です。
玄米は、精米するときに取り除かれている部分がそのままあります。そのため、通常のお米よりも栄誉が豊富なのもポイントです。
米粉を作るときに便利な道具
1. Vitamix(バイタミックス) S30
8つの機能で幅広い料理に対応できる「バイタミックス」シリーズのエントリーモデル。容量は1~3人の少人数向けとなっています。そのため、ほかのバイタミックスシリーズよりもサイズが小さく軽いことが特徴です。
【仕様】
■サイズ:W152×D229×H203mm
■容量:【カップ】600ml、【コンテナ】1.2L
■重量:3.7kg
■カラー:ホワイト
■楽天価格:63,720円(税込)
2. Magic Bullet(マジックブレット)デラックス
低価格な多機能ミキサーがこちらの「マジックブレット」です。コンパクトなので、ものがあふれがちな台所でも置きやすく、軽いため女性でも扱いやすいのが嬉しいポイント。そして、作業後のことも考えられていて、そのまま電子レンジ加熱できるカップや、保存できるカップもあります。
【仕様】
■サイズ:W25×D33×H25cm
■重量:約4kg
■カラー:ブラック
■楽天価格:26,471円(税込)
3. イシガキ産業 石うす 小
現代のような便利な機械ができるまでは、米粉も石うすで作っていました。石うすで作った米粉は粒子がとても細かく、さらに米の細胞も壊しにくいです。そのため、石うすで作った米粉は、お米本来の味と香りをしっかりと味わうことができます。
【仕様】
■サイズ:W20×D17×H15cm
■重量:3.6kg
■材質:天然石、天然木
■楽天価格:4,204円(税込)
米粉を料理に使うときのポイント
1. 水分量に気を付ける
自家製の米粉は、作るたびに水分量が変わってしまいます。そのため、お菓子やパンを作るときは、まずはレシピよりも水分を少なめしましょう。そして様子を見ながら水分を調整するのが、失敗しないコツです。
2. よくこねる
米粉は小麦粉よりも水分を吸収します。そのため、最初のうちは小麦粉のレシピよりもべちゃっとした感じがあります。しかし混ぜていると米粉のでんぷんが水分を吸収してまとまってきますので、しっかりとこねてくださいね。
3. 食べるときは温める
冷やごはんがおいしくないように、米粉で作った料理も冷めてしまうとおいしさが半減してしまいます。これはでんぷんが冷えると構造が変わってしまうため。温めるともとの構造に戻っておいしさが復活します。冷めてしまった場合は、温めてから食べましょう。
米粉を使ったパンレシピ3選
1. 小麦粉なし!米粉食パン
米粉&とうもろこし原料のコーンスターチで作った食パンです。もちもちで、食べるとお米の香りと甘さがほんのりと広がります。
失敗しないコツは、ぬるま湯の温度。室温23℃で38℃を目安に、室温が低い場合はぬるま湯の温度を高く、室温が高い場合はぬるま湯の温度は低くしましょう。