ハムの冷凍は不向き!? 上手な保存方法でおいしさを保つ秘訣とは

スープやチャーハンなどで使用する場合は、水分や油分にハムが包まれますので凍ったまま使用しても大丈夫です。冷凍するときに一回分を細かく刻んで保存するとすぐに使用できて便利ですね。

基本的には要冷蔵の記載があるかと思いますので、冷蔵庫で保管すれば有効期限通り保存できます。問題は開封した場合の保存期間ですが、記載してある賞味期限はあくまで「未開封の状態での期限」になるので開封後はできるだけ早く食べ切るようにしましょう。

ほとんどのハムは要冷蔵で真空パックになっていますので、記載されている賞味期限通り保存できます。製造日からだいたい2～3週間が目安になっています。

開封してしまった場合は、開封日を含めて2～3日が目安とされています。空気に触れることで酸化してしまい痛みやすくなるため、未開封の場合よりも賞味期限が短くなります。

ハムを冷凍する際のポイントについてご紹介してきました。次に、冷凍しておいたハムを活用したおすすめレシピをいくつかご紹介したいと思います。

冷凍ハムは冷蔵庫に移し、ひと晩置いておきましょう。かぶ、にんじん、玉ねぎ、キャベツ、セロリを適当なサイズにカットします。鍋にハムと具材、水を入れ、ローレル、パセリのアクを取ってください。調味料を加えて煮たらハムを取り出します。蓋をしてにんじんに火が通るまで煮て、味を整えたあとハムを再度加えて加熱したら完成です。お好みで粒マスタードを添えてお召しあがりください。

マーガリンを塗った食パンをトーストしておきましょう。凍ったままのハムを細かく刻み、きゅうりは薄切りにし水気を取ります。サラダ油をひいたフライパンで、目玉焼きをつくり、黄身が固まらないうちに、上からハムを投入し加熱。トーストにマヨネーズを塗り、きゅうりをしきつめ、目玉焼きとハム、トーストした食パンの順に上からのせて2,3分放置します。濡らした包丁で真ん中で切ればできあがり。

お料理に加えるだけで、コクのある旨みとダシが出ておいしさが一段と増すハム。もちろん、賞味期限以内に食べ切るのがベストですが、どうしても食べ切れないときは冷凍保存に頼ってしまいましょう。ポイントさえ押さえれば、冷凍してもおいしく食べられますよ。

うまく解凍できない場合は、冷凍したまま調理できるスープや炒め物にしてしまえば、旨みを逃がさずに簡単に調理できます。あらかじめ細かく刻んでおいたり、小分けにしておくと時短料理になってとても便利です。お歳暮などでたくさん頂いてしまい困ったときは、ぜひ試してみてくださいね。