手軽でかわいく、また使い勝手の良さから最近注目されている「あずま袋」。この記事では、そんなあずま袋の歴史や、手ぬぐいを使った簡単な作り方、またおすすめ商品など幅広くご紹介します。お弁当包みとして、エコバッグとして…大活躍間違いなしですよ。
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風呂敷よりも便利♪あずま袋とは?
みなさんは「あずま袋」をご存知ですか?あずま袋というのは、風呂敷のような感覚で包んで使う袋のことをいいます。「風呂敷のよう」とはいっても、このあずま袋は、一枚の布を簡単に縫い合わせてあるので風呂敷とは異なるもの。
包み方にちょっととまどいがちな風呂敷と違って、サッと結んで使えるあずま袋は、使い方がとっても簡単!とっても便利な優れものなんですよ♪
別名みゆき袋や三角袋とも
このあずま袋、別名みゆき袋や三角袋ともいわれています。関東地方では、あずま(=東)、関西地方では、三角袋と呼ばれることが多いようですが、そもそもどのような歴史があるのでしょうか。
あずま袋の発祥は江戸時代といわれています。それまで「包む」といえば風呂敷などが主流でしたが、徐々に西洋のバッグの便利さを参考とした袋が作られるようになりました。それらの材料は、風呂敷や手ぬぐい、着古した着物などが多く、先人たちの知恵がうかがえます。物を大切にする精神もぜひ繋いでいきたいですね。
あずま袋が人気の理由
型紙なしで簡単に作れる
何といっても簡単に作れるのが、あずま袋の人気の理由です。普通バッグというと型紙が必要ですが、このあずま袋は型紙なしで気軽に作ることができます。縫い方も直線で縫うだけで難しい手順はありません。これなら裁縫の苦手な方でもチャレンジしてみたくなりますね♪
エコバッグやお弁当入れにピッタリ
また、このあずま袋はエコバッグやお弁当入れといった普段使いにぴったり。軽くて持ちやすく、洗濯も気軽にできるので毎日使うのにもってこいですね。また、使わない時は折り畳んで小さくできるので外出先でも大変便利です。
100均の縦長手ぬぐいで!あずま袋の作り方
材料
・手ぬぐい 1枚
・縫い針、縫い糸
手順
1. 手ぬぐいを表向きに広げ、内側に向かって三つ折りにする。
2. 三つ折りにした片方だけを開き、布が重なっている部分を一辺のみ縫う。
3. 反対側を折り、先ほどとは逆の一辺を縫う。
4. ひっくり返して完成。
みんなのおしゃれアレンジ
裏地をつけてしっかりと
しっかりとした素材に、さらに裏地を重ねて丈夫な作りになっています。また、素材感の異なる生地を合わせることで、とってもおしゃれな仕上がりに。サブバッグとしてだけではく、メインのバッグとしてでも充分活躍しそうなあずま袋です。
持ち手を長くしてショルダーバッグに
通常、布を結んで使うあずま袋ですが、こちらは別にヒモを追加して持ち手を長くしたもの。こうすることで、ショルダーバッグのように使うことができます。両手が空くのでとても便利ですよね。買物の時などカバンに常備しておけば、とっても役立ちそうです!
リバーシブルで2way
かわいい裏地をつければ、リバーシブルで使うこともできるのでとても便利です。写真のように似たような絵柄もあれば、まったく異なる絵柄を楽しむ方法も。結んだ時にも裏地の色がちょっと見えるので、よりおしゃれ感がだせますよ。
通販でも購入できます♪
1. サブヒロモリ ぼうろ あずま袋
温かみのある雰囲気とかわいい色合いのあずま袋。サッと結んで使えるので、特にお弁当入れとして重宝しそうです。扱いが簡単なので、小さいお子さんにもぴったりです。浴衣のようなかわいいあずま袋で、ランチタイムがより楽しくなりそうですね。
2. 和柄テキスタイル吾妻袋
パッと目を引く大胆な和柄が素敵なあずま袋。大きめに作られているので、お弁当入れというよりもサブバッグとして役立ちそうです!容量は大きくても小さく畳めばコンパクトになるので、普段から用意しておけばいざという時に重宝しそう。撥水加工がされているのも嬉しいポイントです。
3. リネン あずま袋
落ち着いた色合いの、シックな雰囲気のあずま袋です。少々高価ですが、リネン素材で丈夫な作りになっています。汚れが落ちやすく、洗濯を重ねるごとに手触りがよくなるので、ずっと長く愛用できますよ。普段使いから旅行まで、あらゆる場面で重宝しそうです。