(2)「カラダを温める食材」を摂る
温かい食べ物や飲み物を摂ると共に、「カラダを温める食材」も摂るようにしましょう。
カラダを温める食材としては、カボチャやニンジン、ゴボウ、イモ類などといった「根菜類」や、キムチや納豆、ヨーグルト、味噌などの「発酵食品」が挙げられます。例えば根菜類を使った「野菜スープ」は、カラダを温める上でお勧めと言えます。
(3)よく噛んで食べる
「よく噛んで食べる」ということも、カラダを温める上で有効です!よく噛んで食べることで、熱を作り出すことができると言われるからです。また、よく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぐこともできます。
忙しくて食事を摂る時間が限られてしまうと、喉ごしのよいモノで流し込んでしまいがちです。しかしカラダを温めたいのならば、よく噛んで食べることも日頃から習慣づけておきたいものです。
第3の習慣:運動
そして忘れてはならないのが、カラダを動かす習慣です!特に「筋トレ」は、冷えからカラダを守る上で外すことができません。
なぜなら体熱の約40%が筋肉で作り出されているからです。そのため筋肉量が少ないと、作り出すことができる熱の量も少なくなってしまいます。実際、女性に冷えで悩む人が多いのは、男性に比べて筋肉量が少ないためであると言われています。
そのため筋肉量を増やして熱産出量を高めることが必要で、それには筋トレが不可欠となるのです。
効率良く筋肉量を増やす方法
ここで効率良く筋肉量を増やす方法をお伝えしておきましょう。
それは、下半身を中心に筋トレを行うことです。なぜなら全身の筋肉のうちの約70%を下半身が占めているからです。そのため下半身のエクササイズを中心に筋トレを行えば、筋肉量を効率良く増やすことができると言えます。
「下半身への筋トレ」で得られるメリット
もう一つ、下半身を中心に筋トレを行うことで得られるメリットがあります!それは、血流促進効果を高めることができるということです。
筋肉には熱を作り出したり、カラダを動かしたりする働き以外にも、血液やリンパ液を送り出す「ポンプ作用」というそれもあるのです。そのため筋トレで筋収縮力を高めることで、ポンプ作用も高めることができ、血液やリンパの流れを促進させることができます。
筋肉量を増やして冷え解消に有効な下半身エクササイズの一例を、「辛い冷えと『サヨナラ』するために心がけておきたい3つの習慣」のところでご紹介しておりますので、こちらをご参照ください。
「効果」につなげるコツ
冷えはカラダに様々な悪影響を与えます。そのためカラダを冷えから守るために、3つの習慣を心がけていくようにしましょう
しかし、ただ「入浴」「食事」、そして「運動」をしても効果に結び付けることは難しいと言えます。それぞれポイントを踏まえた上で実践し続けることが大事です。
頭に入れたポイントを行動に変えて、そして行動し続けることが効果につなげるコツです。カラダを冷えから守りたい方、早速行動に変えて継続させていきましょう!