パッと発色の良いイエローが印象的なレモンタルト、暑い日でも爽やかにいただけるスイーツです。今回はタルト型から手作り。混ぜるだけだから失敗無しです。レモン果汁たっぷりのフィリングもカスタードを作る要領で簡単◎。ちょっとした手土産にも最適です!
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本格レモンタルトの作り方
フレッシュで瑞々しい香りが爽やかなレモン、清涼感抜群で暑くなると特に身近な存在になりますよね。その香りは、実は果肉ではなくほとんどが皮に含まれているって知っていますか?
今回は、レモンの風味をタルト型にもフィリングにも採用!すりおろしてたっぷり使って作るレモンタルトは格別ですよ♪ティータイムにぜひお楽しみください。
材料(18cmタルト型1台分)
■タルト生地
・薄力粉……60g
・片栗粉……25g
・卵黄……1個分
・粉糖……20g
・バター……40g
・レモンの皮のすりおろし……小さじ1/2
■レモンフィリング
・卵……1個
・グラニュー糖……60g
・レモン果汁……1個分(50cc弱)
・無塩バター……70g
・ピスタチオ……少量(飾り用)
・ミントの葉……1枚(飾り用)
タルト生地の作り方
さくさくタルトを作るポイントはバターを溶かさないことです。バターは1cm角にカットしてギリギリまで冷蔵庫に入れ冷やしておきましょう。
レモンの皮もタルト台に加えます。無農薬レモン推奨ですが、なければ輸入品でも大丈夫です。その場合、食品用の洗剤などで皮をきれいに洗ってから削りましょう。レモン半分くらいをすりおろすだけで十分によい香りがたちますよ。
タルト型にまんべんなく薄くバターをぬります。特に波の部分は型から外すときに壊れやすいので、指先で丁寧に塗りましょう。バターの上から薄力粉をふるいます。余分は粉は落とし、冷蔵庫で焼き工程に入るまで冷やしておきます。
最初に粉類(薄力粉、粉糖、片栗粉)を30秒程度撹拌しサラサラの状態にします。(ふるう代わりです。)次に、角切りにしたバターとレモンの皮を加え米粒サイズくらいのポロポロの状態にします。
※フードプロセッサーがない場合は、ボウルに粉類を入れ冷やしたバターを指先で潰しながら粉と馴染ませていきます。まんべんなくポロポロの状態になるようおこなってください。
卵黄を加えてさらにミキサーにかけると大きくポロポロにまとまってきます。写真のような状態になればポリ袋に入れて手で大きくまとめましょう。
練り混ぜすぎないでください。写真くらいにの状態になれば、あとは手でぎゅっと固めるとひとまとまりになります。
生地を冷蔵庫で1時間ねかせます。ねかせることで生地が馴染んで伸びやすくなります。
ビニール袋の上から麺棒で厚さ3mm程度に伸ばします。均一の厚さになったらビニール袋の上側を破り、型のひと回り大きいサイズに成形します。
※ビニール袋に入れたまま作業することで厚さを均一にしやすく、また洗い物も少なく便利ですよ。
型の上に生地をふんわり置き、隅の部分は指先で押さえながら浮いている箇所がないようにはめこんでいきます。
フォークで全体をピケし、焼き縮み防止のために冷蔵庫で30分~1時間冷やしてから焼きましょう。
170℃に予熱しておいたオーブンで20分焼いたらタルトの型の完成です。粗熱を取ってから型からそっと外しましょう。
レモンフィリングの作り方
小なべに卵を割りいれ、グラニュー糖を全量加えてしっかり混ぜ合わせます。
レモン1個分を絞ります。レモンは手でもんでからレンジで20秒程度加熱すると簡単に絞り汁が取れますよ。レモン汁はひと肌程度に少し温めてから小なべに追加しましょう。
弱火で常にゴムべらなどで混ぜながら加熱します。一旦トロミがつきはじめると一気に粘度が高くなります。ダマにならないように、焦がさないように、混ぜ続けましょう。
トロトロになったらバターを加え溶かします。しっかり混ざったらひと肌温度まで冷まして完成です。