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「疲れているのにうまく眠れない」調査で分かった原因は「寝る前に過ごす部屋の温度」だった

ライフスタイル

朝起きて「なんだかすっきりしない」「疲れが取れない!」なんてことありませんか? 日頃の睡眠に不満がある人が9割を超える、なんてデータもあるんです。私たちが健康的に活動していくためには、質のいい睡眠が欠かせません。そんな質のいい睡眠を得るための大切なヒントをご紹介していきます。

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www.toshiken.com

意外にも居間の温度がさまざまな症状に影響することがわかりました。では、リビングや寝室は何度に設定するのがいいのでしょうか。
2014年に厚労省から出された睡眠指針では、寝室の温度を13~29℃にするように推奨されています。また、イングランド公衆衛生庁「イングランド防寒計画」の指針によれば、リビングの温度は18℃以上にすることが推奨されています。18℃未満だと血圧の上昇や循環器系疾患のリスクも高まり、16℃未満では呼吸器系疾患に対する抵抗力も低下する恐れがあると考えられています。とくに日本は欧米に比べ、住宅の断熱性能が低いので、壁や床が冷たい場合には、18℃よりももっと高めにする必要があるでしょう。

家にいる時間が増えた今だからこそ、質のいい睡眠、そしてそれを促す環境が注目されています。自分の睡眠に不満を持っている方は、寝具など寝室の環境を整えることに加えて、就寝前のリビングの温度にも注目してみてください。質のいい睡眠が明日の活力を生み出してくれるはずです。

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