日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュの元美容部員、藤田あみです。2021年になりましたが、数年前の太眉ブームを引きずり過ぎていませんか?タレントの井上桜楽さんが眉のイメチェンでとても美しくなったと話題になったように、眉一つで顔の印象はグッと変わります。今回は2021年の垢抜け眉を解説します。
眉の黄金比のおさらい
まずは基本となる眉の黄金比をおさらいしましょう。
眉頭よりも眉尻は下がらない
眉尻の位置は、眉頭から平行かやや高めが理想です。
眉頭は目頭の延長線上またはやや顔の内側
眉頭のスタート位置、重要なポイントです。眉頭が離れすぎていると、間の抜けた顔に見えてしまいます。
眉山の位置は黒目の外側から目尻まで
眉山の位置を知っているか知っていないかで、綺麗な美人眉か違和感のある不自然眉かに分かれます。
黒目の外側に近いほど、優しい印象に、目尻側に行くほど強い印象になります。
大人の甘めフェミニンが好きならナチュラルアーチ×短め眉
大人可愛いほんのり甘めなフェミニンが好きなら、女性らしさ抜群の「ナチュラルアーチ×短め眉」の組み合わせがピッタリ。
雑誌でいうと、美人百花やsweetなどのファッションが好きな人におすすめです。
アーチを作ることで女性らしさをアップし、短め眉にすることで大人っぽさやクール感をとっぱらい、フレッシュで優しい印象になります。
ナチュラルアーチは眉山の位置が最重要
ナチュラルアーチは、アーチ眉だからといって曲線の位置、角度をつけすぎると失敗します。
そこで失敗しないために重要なのは眉山の位置。
ナチュラルアーチの眉山の位置は、黒目の外側から延長線上がベストです。眉山の位置を先に決めてしまうことで、眉尻の位置も決まり、上手に自然な曲線の輪郭を作ることができます。
眉の長さは口角からの延長線上
こちらは短め眉なので、口角からの延長線上が理想の長さとなります。短めにすることでトレンド感、女性らしさ、可愛らしさが生まれます。
アーチ眉は眉上も眉下も曲線を意識
眉山の位置、長さが決まればあとは輪郭。アーチ眉の輪郭をつくる場合、眉上、眉下、どちらも曲線である必要があります。
ただし、ナチュラルアーチ眉なので、眉頭から眉山にかけての上下とも、ほぼストレートで問題ありません。
眉山から眉尻にかけてふんわりとアーチを描くと自然と綺麗な眉に仕上がります。
凛とした芯の強いコンサバ感が好きならナチュラルストレート×長め眉
凛とした芯の強い女性、大人コンサバが好きなら「ナチュラルストレート×長め眉」がピッタリです。
雑誌でいうとGinger、Oggiなどがお好みの方におすすめ。
直線的な眉を書くことで、意志の強さを、眉を長めにすることで大人っぽさを作り上げることができます。