外出の自粛など生活スタイルの変化で疲れやストレスを感じやすい今日この頃。そんな時に食べる動物モチーフのスイーツは、キュートな表情で私たちを癒してくれること間違いなし!
美味しさだけではなく、見た目やシェアしたくなる焼菓子をご紹介するこの連載。第27回目は、食べるのがもったいないほど可愛いと評判の、お菓子スタジオRiche(リッシュ)の「焼きうさぎ10羽セット」をご紹介します。
目が合ったらキュン♪ 愛くるしいうさぎ形フィナンシェ
ころんと丸みを帯びたボディにピンとした耳、こちらを見つめるつぶらな瞳。あまりの愛くるしさに誰もがキュンと心ときめいたのではないでしょうか。なんとこちらはうさぎの形のフィナンシェなんです。
どの角度から見ても完璧な可愛さで、まん丸のおしりにちょこんとしっぽが付いた後ろ姿に思わず顔がほころんでしまいますね!1個1個手作りされているので焼き色や表情がわずかに違い、それにもまた愛着が沸いてきます。
さて、どこから食べよう……とフォークを入れるのもためらってしまうほどですが、その可愛いさに負けないほど美味しさにもこだわりがあります。
しっとり味わい深い贅沢なフィナンシェ
「焼きうさぎ」はしっとり重量感があり、アーモンドとバターの香りが豊か。小麦粉はうさぎの形を保ちながらしっとり仕上がる焼菓子向きのものを使い、アーモンドパウダーは香ばしさが際立ったものをたっぷりと入れています。
フィナンシェは焦がしバターの扱いによってその店の個性が出る焼菓子です。お菓子スタジオRicheではしっかり加熱した焦がしバターを漉さずに生地に混ぜることで、焦がしバターの深いコクと香りが口いっぱいに感じられるように作られています。一般的な金塊型よりも生地の量が多いので、低温度で長時間焼成。
そうして出来上がった「焼きうさぎ」は可愛い見た目とは裏腹にずっしり。体長約8cm、重さ約50〜60gもあるので食べ応えもばっちりあります。
商品化するまで4ヶ月もかかり、特に目の素材を何にするか何度も試作をしたそう。卵白とココアパウダーを練って目を作ることで、理想の質感になったというこだわりっぷり!じっくりと愛情をかけて生まれた「焼きうさぎ」は、2種類のテイストがあります。
まず味わっていただきたいのが「プレーン」。噛みしめるたびに良質なバターの香りとアーモンドプードルの香ばしさが膨らみうっとり。
沖縄県にあるお菓子スタジオRicheならではなのが「黒糖」。沖縄県伊平屋島産の黒糖を使い、コクのある独特の甘さに心和みます。