材料(3~5人分)
・にんにく……適量(圧力鍋に入るくらい)
・料理酒……適量
ほかに用意するもの……圧力鍋、新聞紙、スプレー容器
作り方
にんにくを料理酒に漬け込んでおきます。1時間~1日ほど漬けておくといいでしょう。長く漬けると臭いが少なくなります。
圧力鍋に竹ざるを敷き、ペーパータオルをその上に大きめに切って敷きます。にんにくを置いてペーパータオルで包み込むようにし、上から料理酒をしっとりするくらいまでスプレーします。
ふたをして、20~30分加熱します。にんにくの皮が茶色くなっていたらできあがりです。
作るときのコツと注意するポイント
熟成期間を取らないタイプの作り方なので、本格的な黒にんにくとは味わいが異なります。圧力鍋で作っても臭いは出ますので、換気は忘れずに行ってください。
鍋の焦げ付きが気になる方は、少々水を入れてから圧力をかけるといいでしょう。普通の圧力鍋の使い方とは違いますので、その点には注意してください。
黒にんにくの作り方4. コンロで作る
コンロで簡単に作る方法もあります。火加減の調整がややむずかしいですが、用意するものは焼き網とアルミホイルだけ、1番道具がいらない作り方といえるでしょう。こちらも簡易的な仕上がりですが、お試しで1個から気軽につくることができます。
材料(1人分)
・にんにく……1~2個
ほかに用意するもの……焼き網、アルミホイル、新聞紙かキッチンペーパー
作り方
茎の部分が長ければカットしておきます。焦げ付きを防ぐためアルミホイルで1個につき、3重に包みます。
コンロに網をのせ、中火~強火で10~15分、裏返してさらに10~15分焼きます。
ホイルに包んだまま、新聞紙やキッチンペーパーなどでさらに包み、3日間熟成させます。できあがりは真っ黒ではなく、やや琥珀色の仕上がりになります。
作るときのコツと注意するポイント
にんにくはばらさず、玉のまま作ってください。簡単に作ることができますが、その分仕上がりに差が出やすいとも言えます。直火コンロでしかできないので、IHのコンロをお使いの方はそれ以外の方法を試してみてください。
焼けたものをそのまま食べても、ほくほくした食感が楽しめます。臭いはすでに和らいでいて、お酒のおつまみになりますよ。
黒にんにくの作り方5. オーブントースターで作る
オーブントースターで蒸し焼きにする方法もあります。コンロであぶるのと同じ加熱方法ですが、ひっくり返す手間がいらないので楽に作ることができます。同じく1個から作ることができるので、お試しで作りたい方におすすめです。
材料(1~2人分)
・にんにく……1~2個
ほかに用意するもの……オーブントースター、アルミホイル
作り方
直火で焼く時と同じように1個ずつ、アルミホイルで3重に包みます。
オーブントースターをあらかじめ予熱しておきます。アルミホイルで包んだにんにくを低温で30~40分焼きます。そのまま2~3時間放置します。
これを2~3回繰り返してできあがり。仕上がりは蒸し焼きのような状態になります。
作るときのコツと注意するポイント
オーブンでも同じように作ることができます。140~160℃程度の低温で、30~40分焼くことを繰り返します。こちらはオーブントースターよりも熱源が遠いため、ホクホクした仕上がりになります。
オーブントースターやオーブンで作る方法は、黒にんにくというよりは蒸し焼きのにんにくになります。直火で焼く時のように、包んだまま3日ほど熟成させてもいいでしょう。