発酵後の生地をボウルから取り出したら、生地を細長く伸ばします。伸ばした生地が約40gになるように切り分けていきます。大きさを均等にしたい場合はひとつずつ計量していきましょう。
切り分けた生地を手のひらと台の間で転がしてまるめたら、ラップをかけて20分ほど休ませます。
休ませた生地を軽く手でおさえてから3つ折りにし、さらに2つ折りにして細長い形にしたら、綿棒で写真のような全長25cmほどのしずくの形に伸ばします。この間に作業していない生地が乾燥するのを防ぐため、触っていない生地にはラップをかけておきましょう。
伸ばした生地の幅が広い部分から、手で力を入れずやさしく巻いていきます。このとき、軽く巻くのがポイント。きつく巻くとうまく膨らまなくなってしまうので注意してくださいね。
すべての生地を成形したらクッキングシートを敷いた天板の上に並べて40℃で30分ほど、生地が2倍程度に膨らむまで最終発酵させます。オーブンの発酵機能がない場合は、1次発酵と同じように室温で生地が2倍になるまで置いておきます。
最終発酵後の生地に、パンの色づきをよくするためのドリュールの作業をしていきます。溶いた全卵をハケでやさしく生地に塗っていきます。ムラができないように側面にも塗っていきましょう。力を入れると発酵させた生地がへこんでしまうので注意してください。
200℃に予熱したオーブンで8~12分焼きます。8分経ったら焼き色を確認して、十分色づいていたらオーブンから取り出しましょう。
焼き色が薄い場合は、12分まで様子を見ながら焼いてください。焼きムラが気になる場合は焼き始めて6分ほどで天板の前後を逆にして焼きましょう。
焼きあがったらすぐ天板ごと落とすようにして衝撃を与えます。こうすることで焼き縮みを防ぐ効果があります。
そのあと、網の上にパンを取り出して粗熱を取ったら完成です。
作るときのコツ
生地を台に叩きつける
作り方8の工程では、生地を台に叩きつけながらこねる方法をご紹介しました。
生地を叩きつけたらまるめ、90℃角度を変えてからまた叩きつけるという作業をすれば、手だけでこねるよりも早くこね上がります。もし叩きつける音が気になる場合は、台の上で手のひら全体を使って根気よくこねていきましょう。
ホームベーカリーを使えば時短
ホームベーカリーを使うと、「材料を入れてこねる」という作業を任せられるので、大幅に手間と時間を短縮することができます。バター以外の材料をすべてセットしてスイッチを押し、約10分後にバターを入れる方法が一般的です。
1次発酵からの作業は手ごねと同じです。
甘さの調整方法
甘いバターロールも甘くないバターロールもそれぞれ魅力がありますよね。
今回はほんのり甘いバターロールを作りましたが、甘くないあっさりしたバターロールにしたい場合はスキムミルクを使わず、無塩バターを有塩バターに変更して作ると甘さ控えになるのだそう。
もしくは、砂糖の量を15gくらいまで減らしてもOK。砂糖を減らしすぎると発酵がうまくいかず膨らみが悪くなるので注意しましょう。
保存方法と日持ち
常温の場合
焼いてから2日以内に食べるのであれば常温保存が可能です。密閉袋などに入れて涼しい場所で保管しましょう。できれば、ひとつずつラップに包んで密閉袋に入れるのがベスト。室内の気温が暑かったり、湿度が高い場合は常温保存はおすすめしません。
冷凍の場合
焼きたてのパンは粗熱をとってから冷凍することで、焼きたてのようなふわふわ食感とパンの香りを長く楽しむことができます。ひとつずつラップで丁寧に包んでから密閉袋に入れて、冷凍庫で保存しましょう。
食べるときは、自然解凍してからトースターで軽く温めなおすのがおすすめ。急いでいる場合は電子レンジで温めてもOKです。