東日本大震災からまもなく10年。地震だけでなく、風水害や火山災害などのさまざまな自然災害が発生しやすい日本で生活していくためには、常日頃からの防災対策がマスト。これまでの数々の被災経験を踏まえながら、ひとりひとりが常に高い防災意識を持ち「いつ起こるかわからない大規模災害に備えて、ふだんのライフスタイルや生活必需品を防災の観点から改めて見直そう!」という動きが広まっており、そうしたアクションをリードしているのがみんな大好き【無印良品】です。
なーんと、ヘルメットがA4サイズ程度(高さ約18.6×幅35.5×奥行き3.3㎝)に折りたたまれているのです! 重さは約435g。東日本大震災直後に慌てて購入したヘルメット(バレーボール大)のかさばり具合に辟易していたエディター沖島でしたが、「場所をとらないし、これはイイ(* "q')!!!」とひとめぼれして購入した爆イケ防災用品です。
折りたたまれた状態だと2カ所のフックで固定されているので、それを外して使用します。
両手でヘルメットの左右を持ち、中央に向かって“カチャッ”と音がするまで押して組み立てます。
着用するとこんな感じに(↑)。ヘルメット自体に“まえ(前)”と“うしろ(後)”の向きが記載されているので、正しく着用し、地面と水平になるようにしっかり深くかぶります。
バックルつきのヘッドバンド(左)と、アジャスターつきあごひも(右)を調整し、しっかり締めて頭に固定させることが大切◎。
ヘルメットの内部構造をチェック。頭頂部に発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーが、全体に衝撃をやわらげるハンモック(着装体)がセットされています。なお、ヘルメット本体と同封されている取扱説明書に“保護帽(=ヘルメット)点検・20チェックポイント”が記載されているので、未使用時でも約6カ月を目処に定期点検することを強くおすすめします。
「いつものもしも備えるセット」と「折りたためるヘルメット」は、すぐ手の届くところに立てかけ収納!
この「折りたためるヘルメット」と、先にご紹介した「いつものもしも備えるセット」は、ともにファイルボックスに入っているので、写真(↑)のように、ふだんづかいしているシェルフや机の上などに、本のように立てかけて置いておけます。ボックスのデザインもごくシンプルでコンパクトなので、場所をとらず、インテリアのテイストも邪魔しません。
また「折りたためるヘルメット」は【無印良品】の人気収納用品「ファイルボックス・ワイドタイプ」に、縦置きで最大3個まで収納可能。自宅やオフィスに違和感なく調和させることができておすすめです◎。
③ LED懐中電灯・大(単3・単4乾電池対応)
続いては「LED懐中電灯・大」(¥1990)をご紹介。防災用品といえば真っ先に思い浮かぶのが懐中電灯ですよね。
衝撃に強いポリカーボネート樹脂製で、半透明のシェードを採用し、雨に濡れても使用可能な防沫タイプの懐中電灯です。単3乾電池1本で使用でき、よりコンパクトなサイズ感の「LED懐中電灯 小」(¥1290)もあります。