なーんと、ヘルメットがA4サイズ程度(高さ約18.6×幅35.5×奥行き3.3㎝)に折りたたまれているのです! 重さは約435g。東日本大震災直後に慌てて購入したヘルメット(バレーボール大)のかさばり具合に辟易していたエディター沖島でしたが、「場所をとらないし、これはイイ(* "q')!!!」とひとめぼれして購入した爆イケ防災用品です。
折りたたまれた状態だと2カ所のフックで固定されているので、それを外して使用します。
両手でヘルメットの左右を持ち、中央に向かって“カチャッ”と音がするまで押して組み立てます。
着用するとこんな感じに(↑)。ヘルメット自体に“まえ(前)”と“うしろ(後)”の向きが記載されているので、正しく着用し、地面と水平になるようにしっかり深くかぶります。
バックルつきのヘッドバンド(左)と、アジャスターつきあごひも(右)を調整し、しっかり締めて頭に固定させることが大切◎。
ヘルメットの内部構造をチェック。頭頂部に発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーが、全体に衝撃をやわらげるハンモック(着装体)がセットされています。なお、ヘルメット本体と同封されている取扱説明書に“保護帽(=ヘルメット)点検・20チェックポイント”が記載されているので、未使用時でも約6カ月を目処に定期点検することを強くおすすめします。
「いつものもしも備えるセット」と「折りたためるヘルメット」は、すぐ手の届くところに立てかけ収納!
この「折りたためるヘルメット」と、先にご紹介した「いつものもしも備えるセット」は、ともにファイルボックスに入っているので、写真(↑)のように、ふだんづかいしているシェルフや机の上などに、本のように立てかけて置いておけます。ボックスのデザインもごくシンプルでコンパクトなので、場所をとらず、インテリアのテイストも邪魔しません。
また「折りたためるヘルメット」は【無印良品】の人気収納用品「ファイルボックス・ワイドタイプ」に、縦置きで最大3個まで収納可能。自宅やオフィスに違和感なく調和させることができておすすめです◎。
③ LED懐中電灯・大(単3・単4乾電池対応)
続いては「LED懐中電灯・大」(¥1990)をご紹介。防災用品といえば真っ先に思い浮かぶのが懐中電灯ですよね。
衝撃に強いポリカーボネート樹脂製で、半透明のシェードを採用し、雨に濡れても使用可能な防沫タイプの懐中電灯です。単3乾電池1本で使用でき、よりコンパクトなサイズ感の「LED懐中電灯 小」(¥1290)もあります。
防水パッキンつきの電池フタを開け、乾電池を入れます。単3乾電池2本・単4乾電池2本(本体には付属していないので別売のものをご用意ください)を使用しますが、どれか1本だけでも稼働するのが頼もしいところ。
LEDライトの明るさは、2段階(Hi / Low)に切り替えて使用できます。電池寿命はHiで約8時間、Lowで約24時間です。これもどんなインテリアにもなじむごくシンプルなデザインで、手に持っても、置く照明としても使えるので、いざというときに手が届く場所に常備しておくことをおすすめします◎。
④ 手回し充電ラジオ(¥6990)
携帯電話の充電が可能な「手回し充電ラジオ」(¥6990)も必携災害アイテムのひとつ。単4乾電池3本、または手回しダイナモで充電可能な充電池を内蔵しています。緊急地震速報などの正確な情報収集ギアとして、また外部と断絶されてしまったとき、避難指示や救助状況、家族や知人の安否確認ができる最良かつ最強の手段として高く評価されているのがラジオなんです。
「スマートフォンでもラジオ聴けるから要らなくない?」と思ったそこのアナタ( "p')σ。スマホで聴けるラジオはアプリ(=インターネット経由)なので、東日本大震災時のように、キャリアの基地局が災害でダメージを受けると、電話やSNSが使用不可になるのと同時にインターネットラジオも聴けなくなってしまうのです...なので、まずは防災グッズのなかにラジオをひとつ用意し、お住まいの地域に合わせた周波数にチューニングしておき、いつでも視聴できるようにしておくと安心です◎。
ラジオを聴くときはロッドアンテナの角度や長さを調節し、受信状態をよくしてください。ワイドFM対応なので、災害や電波障害に強いといわれるFM放送の周波数を使って、AM放送の難聴エリアでもAM番組を聴くことができます。
本体の操作は液晶パネル搭載面で行います。上から時計回りに液晶画面(時刻・ラジオ周波数・充電状況などを表示)・音量調節ボタン・選局ボタン(76.00〜108.00MHz)・ラジオ電源(2秒以上長押ししてON / OFFする)・電源切り替えスイッチ(内蔵充電池⇄乾電池)となっています。
本体にはニッケル水素電池が内蔵されています。電源スイッチを「内蔵充電池」に切り替え、手回し式ハンドル(=ダイナモハンドル、360°回転します)を引き起こし、1秒につき2回転のペースでぐるぐるゴリゴリ回すと、乾電池がない環境でも本体に充電可能です◎。約15分間の手巻き作業で、本体に約30%充電でき、約2時間のラジオ聴取と、約2%のスマートフォン充電が可能になります。
ラジオ本体の背面にあるUSB端子(カバーをスライドさせて開けます)に、お使いの携帯電話かスマートフォンに合ったUSBケーブル(USB-Aタイプ)を別途用意して接続すると、スマートフォンへの充電が可能です。なお、充電には内蔵充電池を使用してください(乾電池でのスマートフォン充電はできません)。非常時の頼れる情報ソースとして、また充電用電源として、スマートフォンと一緒に肌身離さず持ち歩いておきたい!