甘いシナモンの香りが堪能できるシナモンロールは朝ごはんやコーヒータイムにぴったりのパン。今回はアメリカ家庭で教わった絶品シナモンロールレシピをご紹介します。発酵不要レシピなどのシナモンロールアレンジレシピ3選もぜひ参考にしてみてください。
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手ごねシナモンロールの基本の作り方
ふんわりシナモンが香るふわふわの手作りシナモンロールのおいしさは格別!生地の作り方はパン作りの基本となるロールパンの生地作りとほとんど同じで簡単です。今回は甘すぎず、シナモンの香りを思う存分堪能できるシナモンロールレシピをご紹介します。
型も不要で特別な材料もほとんどいらないので、ぜひ気軽に作ってみてください。
材料(9個分)
【生地】
・強力粉……200g
・卵……30g
・牛乳……110g
・バター……30g
・砂糖……15g
・塩……小さじ1/2
・ドライイースト……3g
【フィリング】
・シナモンパウダー……大さじ1(4gほど)
・砂糖……20g
・バター……15g
【アイシング(フロスティング)】
・粉砂糖……30g
・水……小さじ1と1/2
【つや出し(ドリュール)】
・全卵……適量(生地で使った残りでOK)
※生地にカルダモンパウダーをひとつまみ加えるとより香りが本格的になります。お好みでナッツやドライフルーツ、リンゴをシナモンフィリングに加えてもOK!
下準備
シナモンフィリングを用意します。常温に戻したバターと砂糖、シナモンをよく混ぜ合わせておくだけでOKです。
アイシング用の粉砂糖に水を加えて混ぜていきます。とろみのついた状態になったら完成。水っぽくなるとアイシングがしにくくなるので、水の量は少しずつ加えて様子をみながら作ってください。
生地の作り方
ボウルにドライイースト以外の粉類をすべて加えてホイッパーなどでかき混ぜましょう。
常温、もしくはひと肌くらいにレンジで温めた牛乳に卵を混ぜ合わせます。※室温が高めの夏場は冷蔵庫から取り出して常温にした牛乳、室温の低い冬場はレンジで30℃前後に牛乳を温めたものを使いましょう。
粉類の入ったボウルの真ん中にくぼみをつくります。くぼみへドライイーストを入れたら、混ぜておいた卵液をドライイーストめがけて注ぎましょう。
真ん中からぐるぐると指先で混ぜていき、ボウルの中で粉類に水分がいきわたるようにひとまとめにしましょう。
ある程度生地がまとまったら、作業台に出してこねていきます。水分量が少なめの生地なので手のひらを使って体重をのせるようにこねましょう。
生地がなめらかになってきたら、常温に戻したバターを生地に加えてさらにこねていきましょう。
バターが加わることで生地がやわらかくなるので、生地を持ち上げて作業台に叩きつけ、角度を変えてまた叩きつけるというこね方を繰り返すとすぐにこね上がります。
生地をまるめて、なめらかな面を表面にしてボウルに入れます。ふんわりとラップをしてオーブンの発酵機能を活用して40℃で30分から40分ほど、生地が2倍になるまで1次発酵させます。
※オーブンの発酵機能がなければ、温かい場所で生地が2倍に膨らむまでおいておきましょう。
発酵後の生地に小麦粉をはたいた中指を刺して(フィンガーテスト)、穴がすぐにふさがらなければ発酵完了です。生地をやさしく手で持ち上げるようにしてガス抜きをしてまるめなおしたら室温で20分ほど置いておきます。
休ませた生地を作業台に出したら、手のひらで生地をやさしく押して再度ガス抜きをしてから綿棒で22cm×18cmに伸ばしていきます。生地の端のガスもしっかり抜くように伸ばしましょう。