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世界でここだけ!ブルーボトルの「コーヒーコース」を京都で体験

旅行・おでかけ

ブルーボトルコーヒーの関西1号店「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」で、2021年3月から完全予約制のコーヒーコースがスタートしました。このコースのために用意された特別な空間「The Lounge -Kyoto-」で、3種のコーヒーと2種の甘味が味わえます。世界中のブルーボトルコーヒーでもここでしか体験できない、注目のコースをご紹介。

The Lounge -Kyoto-の美しい佇まい

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ブルーボトルコーヒー 京都カフェがあるのは、京都市営地下鉄「蹴上駅」から徒歩5分ほどの場所。美しい庭園で有名な南禅寺や、蹴上インクラインのほど近くで、京都観光のついでに立ち寄りやすい立地です。

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築100年以上の京町家をリノベーションした建物は、壁や外壁などに当時の雰囲気を残しながら、テーブルやチェアなどの調度品は実にモダン。昔と今とが見事に調和した空間で、いるだけで心がときほぐされていくようです。

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徳島県の藍染メーカー「BUAISOU(ぶあいそう)」の暖簾をくぐって2階へ

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Photo/Yohei Sasakura

The Lounge -Kyoto-は、京都カフェのはなれ2階部分。靴を脱いで階段を上がれば、予約した人のみが入れるラウンジへとつながります。町家の意匠を残した空間に、畳敷のフロアや中庭が見渡せる大きなガラス窓、美しい木のカウンターが映えて特別感たっぷり。こちらでいただけるのは「コーヒーコース ̶ 3 種のコーヒーと季節のデザート ̶」3850円のみ。その全貌をご紹介します。

コース1:カスカラのフィズ

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コースのスタートは、食前酒のような位置付けのフィズ(アルコールフリー)。コーヒー豆を取り出した後の果肉部分“カスカラ”で仕立てたシロップを、爽やかなフィズで割った「シーズナルカスカラフィズ」か、水出しコーヒーと季節のフルーツを使用した「シーズナルコーヒーフィズ」の2種類から1つを選べます。

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こちらはシーズナルカスカラフィズ

杏のようなふくよかな味わいが広がりつつフィズの爽快感が追いかける、イメージするコーヒーとは全く異なる味わいです。ほどよい酸味も楽しめ、スターターとしてもぴったり。

コース2:ネルドリップコーヒーとぜんざい

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バリスタの筈谷(はずたに)さん。目の前でいれてもらえる

続いては、かつて日本の喫茶店で主流であった、ネルドリップのコーヒー。2種類の旬なコーヒーから好みの豆が選べ、目の前でじっくりと抽出していきます。

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その時期いちばんおいしい豆で提供しているので、豆の種類は随時変化。4月中旬の1種類はホンジュラスの豆でした。

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ネルドリップコーヒーに合わせる甘味は、こっくり甘い抹茶寒天クリームぜんざい(季節によって変更あり)。京都の老舗茶園「利招園(りしょうえん)」の宇治抹茶寒天、「都松庵(としょうあん)」のつぶあん、北海道美瑛の牛乳で仕立てたミルクアイスと、こだわり抜いた甘味が盛られます。

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コーヒーをまろやかにする錫の酒器を使用

ネルドリップはペーパードリップより濃いめに抽出されるとあって、飲み物をまろやかにするといわれる錫の酒器を通していただきます。口にふくむと、ナッツ感のあるフレーバーやまったりとした舌触り、ジューシーさや複雑さも楽しめ、普段飲んでいるコーヒーとは違う味わいにびっくり。つぶあんやミルクアイス、宇治抹茶の濃厚な風味とも実によく合い、まさに“ペアリング”の妙が堪能できます。

コース3:水出しコーヒーとクッキー

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8~10時間かけてじっくり抽出

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