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1日3分で「心を元気にする習慣」なんかやる気が出ない「あるある問題」を解消[医師監修]

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

コロナを機に生活スタイルは大きく変わりました。気軽に遊びに行けず、会いたい人にも会えない毎日…。思うようにストレスを発散できず、何もやる気がしないという人も多いのではないでしょうか?

精神科医であり産業医でもある井上智介先生によると、「環境が大きく変わると、人間はそれに適応しようとして心身が闘争モードになり、多大なストレスがかかります。したがって、コロナ禍の今は積極的に自分をケアしてあげることが大切です」とのこと。

そこで、井上先生に今すぐできる「心を元気にする方法」を聞きました。

「1日3分の心を元気にする習慣」はこんな人におすすめ!

・何もやる気がしない

・なんとなく、しんどい

・失敗をして落ち込んでいる

・先が見えず不安

・ちょっとしたことでイライラする

これらはストレスが溜まっているプチうつのサイン。今のうちに自分をいたわって、心をラクにしていきましょう。

これから紹介する「心を元気にする方法」は3分あればできるので、ぜひ毎日の習慣にしてみてくださいね。

STEP1:大切な人、モノなど励ましてほしい対象を思い浮かべる

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まず前提として大切なのは、やる気がしない自分や落ち込んでいる自分を認めてあげることです。「こんな自分はダメだ」と否定するのではなく、ありのままを受け入れましょう。そしてそのうえで、自分が大切な誰かに励まされている姿を想像します。

励ましてくれる相手は、この人に声をかけてもらえると嬉しいという人がベストです。パートナーや亡くなったおばあちゃん、恩師などのほか、神様でもいいですし、好きな芸能人やペットでもかまいません。

もし、誰も思いつかない場合は自分が心地良いと感じる景色でOK。その場合は、写真があるほうがイメージしやすいでしょう。

STEP2:その相手と会話をしている様子をイメージする

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励ましてもらう相手を決めたら、今度はその人と会話している様子をイメージします。

例えば、ママ友に挨拶を無視されて落ち込んでいる場合は、こんな感じです。

自分「ママ友のAさんに挨拶をしたのに、無視されたの」
想像した相手「それは悲しかったね」
自分「うん、嫌われているのかなぁ。もうAさんに挨拶したくないな」
想像した相手「また無視されたら辛いよね。でも、挨拶をするのはいいことだよ」
自分「たしかにそうだけど…」
想像した相手「挨拶をしないことで、逆に相手に付け込まれることもあるかもしれないよ。それなら、たとえ無視されてもちゃんと挨拶をしたほうがいいんじゃない?正しいことをしているという事実が、結局はあなたを守ってくれるよ」

STEP3:最後にポジティブな言葉を投げかけてもらう

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一通り会話をやりとりしたら、最後にポジティブな言葉を投げかけてもらいます。これはとても大事なSTEPです。なぜなら、STEP2までが、すでに傷ついている心に対するアプローチだったのに対し、STEP3は未来に対するエールだからです。

心の不調と向き合い、自らそれを受け入れるということは、明日・明後日の未来に対して不安を抱くことになります。だから、それを打ち消すためにエールが必要なのです。この、ポジティブな締めくくりがあってこそ、恐れずに弱い自分を見つめることができますし、未来に対する安心感も得ることができます。

ですから、最後は必ず以下のような励ましの言葉を送ってもらってください。

「あなたが幸せになれるように願っています」
「あなたが心穏やかに過ごせますように」
「ずっと健康でいられますように」

アレンジはいくらでも可能なので、好きなようにポジティブに締めくくってくださいね。

もっと心を元気にする方法は本をチェック!

今回紹介した方法以外にも、心を元気にする方法をもっと知りたい方は、ぜひ本をチェックしてみてください。

例えば、

・嫌いな人が身近にいる

・仕事を無茶ぶりされた

・できる同僚を妬んでしまう

・職場の輪に入れない

・やりがいが感じられない

…など、本の中では具体的な悩みと対応策が42例紹介されています。読み終わったときには、きっと心が軽くなっているはず。「あるある問題」を描いた4コマも多数掲載されているので、漫画感覚で気楽に読めますよ。

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