ドライヤーの掛け方次第で艶やかな髪に
髪を乾かす前に、ヘアミルクやヘアオイルなどのアウトバストリートメントをつける方が多いですが、入浴時にコンディショナーとトリートメントを施していれば、アウトバストリートメントは必須ではありません。ただ、毛先のダメージや髪のパサつきが気になる場合は、併用してOKです。
アウトバストリートメントをつける際の注意点としては、たっぷりつけすぎないこと。髪全体がべたついたり、ボリュームがでなくなったりするので、使用する際は手のひら全体にすり合わせて毛先にもみ込んでから、残ったものを髪の表面につけていくといいですね。
そして、ドライヤーを使って地肌から髪を乾かしていきましょう。地肌に風が当たるように、髪を少しかき分けながらドライヤーをしていきます。地肌が乾いたら、頭頂部から下の方向に温風を当て、髪全体を乾かします。
5割程度乾くまでは手を使ってざっくり乾かし、その後ブラシを通しながら髪全体の形を整えていきましょう。
8割程度乾いたら冷風に切り替えると、熱によって受ける髪のダメージが緩和され、艶やかな髪に仕上がります。
ヘアアイロンやコテを使う上での注意点
髪が痛むタイミングとして、ヘアアイロンやコテを使う時も挙げられますね。
最後に、ヘアアイロンやコテを使う際の注意点をお伝えします。
150度で3秒程度に留める
ヘアアイロンやコテを使うと、その熱で髪は痛んでしまうので、使い方には注意が必要です。
必ずヘアオイルなどのヒートプロテクト効果のあるものを髪につけ、温度は150度程度に設定し、1カ所3秒程度当てるのがベスト。
設定温度が高すぎたり、長時間当てすぎたりすると、痛みの原因になるのでご注意を。
正しいヘアケアには特別なアイテムや手間は必要ない
正しいヘアケアの方法を紹介しましたが、特別なアイテムや手間は必要ないことが分かりましたね。
一つ一つの工程の意味を知った上でヘアケアを行うだけで、“おうち”で“自分”で今より美しい髪を目指せます。楽しみながら試してみてくださいね!
<POINT>
・入浴前はブラッシングで汚れを浮かせ、地肌に優しく馴染ませるようにシャンプーをする
・コンディショナーとトリートメントは、地肌ではなく髪全体にしっかりもみ込む
・ドライヤーの温風は、頭頂部から下に向かって当てる
・ヘアアイロンやコテは、「150度」に設定し「1カ所3秒程度」のみ当てる
(監修:田村マナ、文・編集:マイナビウーマン編集部)
『大人の「品」は艶髪でつくられる』田村マナ著/ワニブックス
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※この記事は2021年06月19日に公開されたものです