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「なんとなく貯金してるから大丈夫」はNG!子育て世帯が今すぐやるべき“3つの貯蓄術”

節約・マネー

「教育費」「住宅費」「老後費用」は、人生における三大出費。それらの当事者となり、さまざまなお金の悩みを抱えやすいのが30代、40代の子育て世帯です。今回は「暮らしニスタ」が実施した、実際の30代、40代の子育て世帯が、どのように貯蓄や資産運用などを考え実践しているのか、リアルなお金事情を大公開!家計のプロが子育て世帯の貯金がうまくいくためのコツをご紹介します。

【家計のプロから一言】あなたが貯金に自信が持てないのはなぜ?

今回のリサーチ結果から、30代~40代の既婚主婦の方の多くが、実際に貯蓄を行っていることが分かります。

30代~40代で1000万円以上の貯蓄をしている人も多く見られることから、今回のリサーチの対象者には貯蓄に対する意識の高い人も多く見られたのではないかと推測します。

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一方、貯金に「自信が持てない」と回答した人が半数、どちらとも言えないと回答した「わからない」派30%と合わせると、一定程度の貯蓄はできているものの、全体の約80%が自信を持っているとは言えない状況のようです。

「貯金に明確な目標額は設定していない」人が40%と合わせて考えると、おそらく、将来に対する設計や見通しがうまくつかないことから貯蓄に自信が持てないのかもしれません。

子育て世帯が貯蓄するために今すぐやるべきこと1:具体的なライフプランを作成する

今回のリサーチの対象者は30代から40代の既婚主婦ということですが、教育費などは徐々に増えてきているものの、本格的にかかるようになるのはこれからという世代でもあります。

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また、住宅費なども同時に必要になり、老後も間近に迫るなど、40代後半からこれまでの貯蓄を崩しながら対応する人も増えてくる時期に突入します。

貯蓄に自信が持てない人は、ぜひもう少し将来の設計を具体的に立ててみてください。何歳ごろにどのようなライフイベントが想定されるのかなど、より具体的なライフプランを作成するとよいでしょう。

子育て世帯が貯蓄するために今すぐやるべきこと2:将来かかる資金の試算を明確にする

ライフプランを作成したら、どの時期にどれくらいの教育費や住宅費などがなどがかかるかも試算しておきましょう。

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教育費などは私立なのか公立なのかでかかる金額も異なりますが、私立に行く可能性があるのなら私立の金額で試算しておくといいかもしれません。そうすることで、子どもが複数いる場合などは、最も教育費がかかるのはいつなのかを把握でき、備えることができるようになります。

目標が明確になると、「貯金ができていない」と焦ったり、反対にいくら貯金をしても「まだ足りないのではないか」と不安になることもなくなり、自然と自信もわいてきますよ。

子育て世帯が貯蓄するために今すぐやるべきこと3:夫婦で将来の展望を話し合う

また、夫婦で将来の展望について話し合うのもよいでしょう。

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子どもの進学先の希望、老後の生活にどれだけのゆとりを持ちたいのかなど、将来のビジョンを具体的に描けるようになると、将来かかる資金の試算も明確になります。

具体的なプランを立てることで、貯金する際の自信のなさは解消できることが多いので、ぜひこれらのことに取り組んでみてくださいね。

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