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和紙で出来てる!?ほかとは一味違う、シンプルで上質なオトナのお財布

ファッション

兵庫県の歴史ある和紙を用いた表情豊かな小物

兵庫県明石市にあり、手漉き和紙でお財布やバッグなどのプロダクトを作る小さな工房「帋屋(かみや)」。使用している和紙は、1300年もの歴史を持ち、兵庫県の重要無形文化財にも指定されている「杉原紙(すぎはらがみ)」です。一時期、西洋紙が入ってきたことと、原料となる植物の楮(こうぞ)の不足によって途絶えてしまったものの、昭和45年に地元の人たちの手でよみがえり、大切にされてきました。

丁寧な染めの作業で風合いと強度が加わる

帋屋では、やわらかくも丈夫な杉原紙に柿渋で染める「柿渋染め」を施して強度を増し、小物作りに使用しています。

帋屋で使用する柿渋は、色づく前の青い渋柿をつぶして絞った液を2年ほどかけて発酵させたもの。この染料を和紙に何度も塗り重ね、日の光にあてると「柿渋茶」という独特の色になります。また、柿渋に含まれるタンニンには防腐や防水などの作用があり、和紙を染めるたびに強度を高め、水洗いができるほどの耐久性をもたせることができるのだそう。

長く使い続けたい、折加工が美しいコインケースや長財布

それでは、柿渋染めをした杉原紙でできたコインケースを見てみましょう。
実はこちら、縫製はされておらず、折加工のみで作られています。折り紙のように紙が重なることによって、縫製をしなくてもバラバラになってしまうといったことはありません。
コンパクトでシンプルな作りですが、小銭やカードのほかに、折ったお札が数枚は入るほどの収納力があります。

たくさんのカードやお札を折らずに収めたい方には、さらに容量のある長財布もありますよ。

コインケースと長財布、カラーはどちらも3色展開されています。
「柿渋(茶)」は、名前のとおりどこか温かみを感じる焦げ茶色。「鉄(黒)」は、柿渋を塗った後にさらに鉄媒染(てつばいせん)という染めを施したもの。錆びた鉄・酢・水を煮込んでしばらく放置した液で染めた、深みのある黒色です。「素(白)」は、柿渋染めをせず、プレーンな杉原紙ならではの色を活かしたもの。お好きなものを選んでくださいね。

カードケースやクラッチも、独特の風合いを楽しんで

帋屋のプロダクトは、ほかにクラッチバッグやカードケースがあります。どれもシンプルな分、和紙由来の質感が際立ち、さりげない存在感を漂わせるものばかりです。長く使い続ければ、やわらかい風合いに変化していきます。オンラインショップから購入できるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
古来から伝わる手漉き和紙を天然染料で染めた、独特の質感のプロダクトを手にしてみてはいかがでしょうか?

photo / 帋屋

帋屋

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