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[8/9〜8/15の運勢]8月2週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

占い
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今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

魂の水分を取り去る

今週のふたご座は、ただ静かにありのままに世界の姿を描いていくような星回り。

「彼岸婆婆(ひがんばば)」とは、彼岸会に来る信心深いお婆さん達のこと。「駄駄走り来て小水の彼岸婆婆」(河野静雲)では、ほとんど棺桶に片足をつっこんでいるような婆婆たちが、手を振り足を振り走りまわって、挙句に「小水(小便)」までする。

作者は時宗の僧侶でもあったそうですから、これは実際の光景をもとにした作者の漫画であり諧謔であり、一歩間違えれば鼻持ちならぬものになってしまいそうなところをよく止まっているのは、作者が当てもの芸に溺れず、一段高いところから婆婆たちを眺めているためかも知れません。

知らんぷりをしてはじっと眼をそそいでいるような作者の眼差しの奥には、長年にわたり間近なところで生老病死や人間の業を見つめ続けてきた者特有の、賑やかな描写とは裏腹の深い静けさが感じられはしないでしょうか。あなたもまた、冷笑的になるのでも適応的になりすぎるのでもなく、できるだけありのままに物事を見つめていきたいところです。

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今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

共同体的制作へ

今週のかに座は、滅びや喪失の感覚を通じて、新たな文化やその萌芽をつくり出していこうとするような星回り。

一定の土地に集団で定住し、生活圏を自給自足で回るようにしてきた農耕社会を長らく続けてきた日本では、その文化形成においても、和歌における贈答歌や歌合わせなどに顕著に見られるように、創作と享受とが同じ場において営まれ、作者と読者が混然一体となった共同体単位(「座」)で一連の作品を生み出すという伝統がありました。

例えば現存する日本最古の歌集である『万葉集』。それは和歌が、農耕生活の祭りの場における集団的願望の表現行為として発生して以来、民謡的なものをバックに、個と集団とが一体化してかたち、ないし集団における唱和のかたちをとって展開を重ねてきたものが結実した古代的達成のピークに位置づけることができるでしょう。

そしてその背景には、壮絶な内乱によって大量の敗者や変死者が発生し、その怨念が道という道に溢れているという、凄まじい「滅び」や「喪失」の現実、すなわち「座の異常」があったのです。あなたもまた、誰かと心を通わせながら共に一つの作品、一つの文化の形成に参与していくつもりで過ごしてみるべし。

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