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[8/9〜8/15の運勢]8月2週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

占い

異郷幻視

今週のてんびん座は、すでにかけてしまっている色眼鏡を、すこしズラしていこうとするような星回り。

湿っていて暑苦しい夏の季節風である「みなみかぜ」は、もともとは船乗りの使っていた言葉だったのだとか。「みなみかぜ貝殻は都市築きつつ」(九堂夜想)では、ひらがなに開かれたことで、どこか遠野物語のような異郷の幻想譚の雰囲気さえ漂う一句です。

句中の「貝殻」とは海沿い岩場に群生しているものなのか、浜への漂流物なのか、海の家で食べ終わった後に皿の上に積まれたものなのか定かではありませんが、湿った温風を受け、それまでとは別種のいのちを授かっているかのような印象を受けます。そこには人間が築いたものとは異質な「都市」が築かれ、そこでは私たちの想像を超えた、じつに豊かな社会的生活が展開されているのかも知れません。

人間には人間の、貝殻には貝殻の生があり、社会がある。数十年どころか数百万年、いや数億年来にわたって保持されてきた習俗には必ずや深い意味があるのではないでしょうか。あなたもまた、いつもとは少し異なるアプローチから豊かさや平和について考えてみるべし。

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今週のさそり座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

庵を結ぶ

今週のさそり座は、「ほろにがくなる酒」をいただいていくような星回り。

俗世間一切を振り捨ててあてどない旅を続けながら、開き直りにも近い諦めとともに甘えや感傷をまっすぐに詠みあげた自由律俳人の種田山頭火。彼はすでに戦時下に入った昭和十四年(1939)に往生を遂げる庵に住みたいと、ひょいと四国の松山にわたり、そこで亡くなるまでの十か月間にわたり庵を結びます。

しかし彼はそこでも心静かに句作と禅の修行に励んだ訳ではなく(彼は禅寺で出家得度している)、泥酔しては道ばたで寝転び、禁酒を誓ったかと思えば再三にわたり猛省を重ね、といった懺悔と無軌道を行き来する日々でした。亡くなるほんの二カ月弱前の、昭和十五年七月二十五日の日記には次のようにあります。

「けさもいつものやうに早起したけれど、胃腸のぐあいがよろしくない、飲みすぎのせいだ、のんべいの宿命だ!自粛々々。好きな昼顔を活けて自から慰める。けふも午後は道後へ、一浴一杯は幸福々々!炎天照る々々、照れ々々炎天、ほんにおいしいお酒でありました、そしてだんだんほろにがくなる酒でありました。」あなたもまた、慎ましくも愚かに右往左往する自分を受け入れていくべし。

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今週のいて座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

魂の渇きに貫かれて

今週のいて座は、求めるものをただひとつに決めていくような星回り。

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