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太って見えて損!「ガチガチ首」「もりもり肩」を撃退する”ほぐピラ”って?

首がガチガチだったり、肩がもりもりして見えるのは、PCやスマホ生活による猫背が原因。首は短く、肩はたくましくなって、太って見えると悩む人は、今話題の「ほぐピラ」で解決! パーソナルトレーナーの星野由香さんが「ほぐピラ」の嬉しい効果と、活用グッズを教えてくれました。

脱ガチガチ「首ほぐピラ」を実践!
脱もりもり「肩ほぐピラ」を実践!
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後ろ姿がたくましすぎる…
首はガチガチ肩はもっこり…
なんだか全身だるおも…

ガチガチ首・もりもり肩は、普段の悪い姿勢によって胸やお腹、背中の筋肉が衰えることが大きな原因

首がガチガチに硬くなったり、肩がもりもりなったり。その原因とは?

「パソコンやスマホを見て、猫背で首を前に出して座っている時間が長いことが大きな原因。その姿勢が続くことで、首の前や横の筋肉ばかりが使われて緊張し、首がガチガチ状態に。また、首の筋肉を使いすぎている分、本来体を支えるべきである胸の中央やお腹、背中、体の側面の筋肉がどんどん衰えていきます。肩がもりもりになるのも同様。悪い姿勢によって肩の上部の筋肉がロックされ、そこでしか体を支えられなくなり、肩上部の筋肉が発達してしまった状態。この場合も猫背姿勢によって肩甲骨が広がって寄らなくなることで、背中や体の側面、胸、お腹の筋肉が衰えていきます」

こうなると様々なトラブルが。

「首や肩が硬くなると、呼吸が浅くなって血流が悪くなりますね。ガチガチ首になると頭部に血液が上がりづらくなって血色が悪くなり、顔がくすんで見えます。もりもり肩になると、血液が頭部から下がりにくくなり、頭痛や、不眠、過食、うつなどを招くことも」

そんなガチガチ首やもりもり肩の改善にいいのが「ほぐピラ」。

「ほぐピラは“ほぐし”と“ピラティス”を融合させたメソッド。先ほど話したように、使うべき筋肉が衰えているので、ほぐすだけでは根本解決にはなりません。硬い部分をローラーやボールでほぐしながら、衰えている筋肉を同時に鍛えることで、効率よく改善できるのです。細く長い首と、すっきり肩は自分でつくれますよ!」

まずは腕の可動域をCHECK!

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「鎖骨の前で指先を下に向けて、左右の手の甲を合わせて両ひじを閉じてみて。ひじとひじが近づかなければ、肩甲骨上部が硬くなっている証拠! 立派なもりもり肩です。さらに手の甲を合わせる位置を、鎖骨前からお腹まで少しずつ下にずらしてみて。特に肩甲骨のどこの部分が硬いかがわかります。胸の位置で近づきにくければ肩甲骨の上部が硬く、胸の下なら中部、お腹なら下部。首は、自分で触ってみて力を入れていないのに力が入っているような硬さを感じたらガチガチ。コリや痛みすら感じなくなっている人も多いです」

ガチガチ首・もりもり肩にはほぐピラが効く!!

What's ほぐピラ?
ガチガチ首やもりもり肩を解消するには、硬くなった首や肩をほぐしつつ、右ページで紹介した衰えている筋肉を鍛えることが重要。筋肉や筋膜のどこかにコリがあると体の動きがじゃまされ、鍛えたい筋肉を鍛えることができない。「ほぐピラ」は、ローラーやボールでほぐしつつピラティスの動きで筋肉を鍛えるので効果抜群!

【ほぐす】
どんな人にも体の動かし方にクセがあるため、特定の部分の筋肉や筋膜が硬くなって体の動きに制限が出てしまい、その状態で筋トレをしても効かせたい筋肉に効かせられない。「ほぐピラ」は筋肉や筋膜の緊張をほぐしながら行うので、筋トレの効果が確実に。

【ピラティス】
ピラティスはリハビリから生まれた、体幹の筋肉を鍛えるエクササイズ。「ほぐピラ」は、このピラティスの動きで体幹の筋肉を鍛えていく。ほぐしながら鍛えるので、効かせたい筋肉にしっかりとアプローチでき、正しく動かせる状態に整えることができる。

主に二つの道具を使います

ほぐピラは、市販の筋膜リリース用のフォームローラーなど突起のあるローラーがあるとやりやすい。また、鎖骨下など小さい範囲をピンポイントでほぐす場合は、突起のあるボールがあると便利。どちらも星野さんのサイトで購入可能。https://fitnesslifeplan.com。下の方法で自作しても。

https://fitnesslifeplan.com
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小さい範囲をピンポイントでほぐしやすいボール。ビースティーボール(ソフト)¥4950

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突起によって筋肉の奥まで刺激が届き、深部までほぐせる。ランブルローラー ミドルサイズ¥9240

自作してもOK!

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フェイスタオルと輪ゴムとラップの芯でできる手作りローラー
フェイスタオルを2枚重ねてラップの芯に巻きつけたら、ところどころを輪ゴムで強めに留め、凹凸を作ればでき上がり。

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