紫色のグラデーションが美しい錦玉羹「レモン羹」
最後のひとつは、日本らしい風情と涼やかさが感じられるこちらのお菓子。
豊かな自然に囲まれた群馬県・桐生の山あいに2つの店舗をもつ、「香雲堂」の「レモン羹」です。
透明の錦玉羹(きんぎょくかん)にバタフライピーというハーブで色をつけ、中にレモンを散りばめてあります。バタフライピーは青色ですが、レモンの酸性で紫色に変化するそう。
「こちらのは棹(さお)物のため、好みの大きさにカットしていただきます。レモンによって色合いが変化するので、切る場所によって雰囲気が異なるのも魅力的です。
ごく薄くスライスされたレモンはまるでレースのように繊細な趣きで、さっぱりとした酸味は夏にぴったり。目でも舌でも楽しめます」
レモン羹
1,170円(税込)
夏の暑さを忘れさせる幸せなお菓子
涼しげだったり彩りが豊かだったりと、美しい和菓子は眺めているだけでもワクワクしてきますよね。もちろん、実際に食べてみれば、やさしい甘さや深みのある味わいに幸せな気分になれるはず。暑さを忘れてホッと一息つける時間を、大切な方や自分に贈ってみてはいかがでしょうか?
photo / aiko.0213
aiko.0213
和菓子店巡りが趣味で、季節の和菓子を楽しむ一服の様子をInstagramに投稿2020年には43のお店に訪れ、335種類のお菓子を食べたという和菓子通です。季節の華やかな和菓子と器の色合わせの美しさにも注目。