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[腹筋運動ができない理由]筋力不足だけじゃない?3つの原因&苦手を克服!2つの簡単腹筋エクサ

仰向けで行う一般的な腹筋運動で、1回も体を起こすことができない人は意外と多いもの。引き締まったお腹を目指して腹筋運動を始めたけど、全然体を起こせない…。「腹筋が弱いからできない!」そう思いがちですが、実はそれだけが原因ではありません。今回は、腹筋運動がうまくできない原因を探ると共に、苦手な人でもできる、簡単で効果的なエクササイズを紹介します!

腹筋運動ができないのはなぜ?

考えられる原因を3つにまとめてみました。あてはまることはありますか?

1.筋肉がうまく使えない

筋力が弱いと当然ながら、体を起こす動きは難しくなります。でも、実際は腹筋だけの問題ではありません。仰向けから体を起こす動きは、単純なようで、実は思っている以上にバランスが崩れやすく不安定…。体を安定させるため、腹筋以外に下半身や背中の筋肉など、たくさんの筋肉が使われており、それなりに難度が高いのです。全身の筋バランスを整えること、筋肉の役割や使い方をちゃんと知る必要があるのかもしれませんね。

2.反り腰で背中・腰がうまく丸まらない

ぽっこりお腹の原因でもある反り腰の人は、骨盤が前傾したまま腰や背中が硬くなりがち。そのため、背中を丸めて体を起こすことが難しく、腹筋運動が苦手な場合が多いのです。鍛える前に、まず、背中や腰の柔軟性を高め、姿勢を改善することが大切です。反り腰が改善されると、背中や腰を丸める動きが楽になるのでやりやすくなるはずです。

3.呼吸がうまくできていない

腹筋を鍛えるには、力まず、じっくり筋肉に刺激を与えて効かせることがベスト。そのために欠かせないのは呼吸です。腹筋運動で体を起こしたり倒したりする動きは、呼吸と連動させて行うもの。どんな体勢でも深く柔らかい呼吸を保つことが大切なのです。実際、腹筋運動が苦手な人の中には、力み過ぎて気づいたら呼吸が止まっていた…そんなことも珍しくありません。

腹筋運動が苦手な人でもできる!2つの簡単エクササイズ

寝た状態から腹筋を使って体を起こすのは意外と難しいもの。苦手な人は、もっと簡単にできることから始めるといいでしょう。今回は椅子に座ったまま、立ったまま腹筋にアプローチする2つのエクササイズを紹介します。バランスをとりやすいので、引き締めたいお腹にしっかり意識が向けられます。楽なのに効果はバッチリですよ!

1椅子に座ってできる腹筋エクササイズ

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1.足が床につく高さの椅子に座り、姿勢を整える。
2.息を吸って両手を斜め後ろ伸ばして肩甲骨を寄せながら胸を開く。視線は斜め上へ。
3.息を吐いて視線をおへそに向け、なるべく体から離れたところで手の甲同士を合わせて背中と腰を丸める。
4.呼吸を深めながら2~3を10回程度繰り返す。

1.足が床につく高さの椅子に座り、姿勢を整える。

2.息を吸って両手を斜め後ろ伸ばして肩甲骨を寄せながら胸を開く。視線は斜め上へ。

3.息を吐いて視線をおへそに向け、なるべく体から離れたところで手の甲同士を合わせて背中と腰を丸める。

4.呼吸を深めながら2~3を10回程度繰り返す。

息を吐く動きでは、肩甲骨を左右に広げ、お腹を引き込む意識ができるといいでしょう。強ばりを感じる時は更に10回追加して背骨を柔らかく!

2立ったままできる腹筋エクササイズ

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1.腰幅より少し広めに足を開き、安定した位置で立つ。
2.息を吸って両手を斜め上へ。胸を開きお腹を伸ばす。
3.息を吐いて両手を振り下ろす。視線をおへそに向けてお腹を引き込む。

1.腰幅より少し広めに足を開き、安定した位置で立つ。

2.息を吸って両手を斜め上へ。胸を開きお腹を伸ばす。

3.息を吐いて両手を振り下ろす。視線をおへそに向けてお腹を引き込む。

息を吸う時には体の前側を大きく広げ、息を吐く時は、背中から腰を柔らかく動かし背面を広げます。吐く息は口から出してしっかりドローイン!

できることから始めよう!

いかがでしたか?苦手意識があっても諦めず、できる動きを取りいれて、腹筋にアプローチしましょう。回数やスピードは関係ありません。じっくり腹筋に効かせることが大切です。余分な力みが抜けない時は、呼吸と姿勢を整えることから始めて徐々に深めていけばいいのです。引き締めたい部分の筋肉に意識を向けて行うことで効果が高まります!「腹筋運動=寝た状態から上体を起こす」というイメージにとらわれず、できることから始めてみましょう!

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