季節の変わり目やホルモンバランスなど、肌の状態は常に変化します。そんな肌を「土壌」としてとらえ、肌を育てることを考えて開発しているのが「AHRES」です。そのAHRESから、熟成と発酵から誕生した独自成分配合の肌を育てるスキンローション「PAWN」が発表されました。
生きる肌土壌を育てる「AHRES」とは
肌の常在菌を整える「AHRES」のPAWN。
「AHRES(アーレス)」は、2022年12月に『Function with Entertainment』というコンセプトに基づきスタートしたブランドです。スキンケアのみならず、フレグランス、ボディケア、ハンドケア、ヘアケアと多くのアイテムを展開しています。ブランド誕生3年目の現在、「改めまして、所信表明」と題し、ブランドについてや、新たにリリースされるスキンローションについての発表会が開催されました。肌を土壌としてとらえた独自の美容理論のもと、ゆるがない肌を育てるバイオファンク処方による複合ケアを実現したというローションの発表を前に、アーレス代表取締役社長の相田和彦氏が、「視点が変わるきっかけを作りたい」と話しました。すでに知られていることかもしれませんが、肌には常在菌がいて、そのバランスを整えることで、健やかな肌が育くまれます。ただ、肌トラブルが起こった時は、つい即実感できる対処法に頼りがち。そこで、水はけ、水もちのいい構造をもち、多様な微生物がバランスよく存在していることが、植物が育つ豊かな大地の条件であるように、肌を土壌ととらえて、肌常在菌の多様性とバランスを保てるスキンケアを目指して開発を行っているのがAHRESです。美肌菌とも呼ばれる表皮ブドウ球菌に目が行きがちですが、なにごともバランスが大切なのです。
独自成分の二段仕立て熟成発酵液「PAWN」
PAWN(ポーン) 300mL 9,900円(消費税込み)
肌土壌を育てるために、AHRESが着目したのが「菌」のパワーです。ポストバイオティクスを効率よく取り込むため、日本古来の発酵技術である酒粕に着目しました。酒粕には、アミノ酸やミネラル、ビタミンが含まれます。それらの含有成分をより多く浸透させるため研究を重ねたどり着いたのが、熟成と発酵を繰り返した「二段仕立て熟成発酵液™」です。この方法、実はお醤油を仕込む工程を参考にしたといいます。本仕込みをさらに熟成させているのを見て、スキンローションに応用できないかと考え、3年以上じっくり熟成させた酒粕を、さらに酵母で発酵したところ、含有成分が423種から580種までアップしました。これが、二段仕立て熟成発酵液です。この独自成分を水の代わりに贅沢に配合したのがスキンローション「PAWN(ポーン)」です。高い浸透力で角質の隅々までうるおいを届けてくれます。自然由来指数は、99.3%。界面活性剤・パラベン・鉱物油・合成香料・合成着色料すべてフリーです。
さらりとしたテクスチャーで、肌に押し込むようになじませると、しっとりもっちりします。導入液のブーストポンパーXを合わせて使うと、よりうるおい感がありました。
梅雨から夏にかけて、天候が変わりやすく、肌への影響も大きい時期。今、足りないものをチャージすることも大切ですが、「今が変われば、未来も変わる」というAHRESのホームページにある言葉のように、未来の肌に向けて、今のスキンケアを見直していきたいですね。