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生理前の激しいイライラが変わった!「PMDD」改善のための薬剤師の教え

ライフスタイル

生理(月経)前になると「イライラする」「否定されている気がする」と感じるのに、生理が来ると嘘のようにスッキリしている。このように悩んでいる人はいませんか?これは、PMSのなかでも精神症状が更にひどいPMDDかもしれません。今回は、PMDDについてあんしん漢方の薬剤師、竹田由子さんに伺いました。

心の不調は漢方薬でケアしよう

photo:unsplash
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「毎月、月経の前に起きるイライラや怒りを根本から何とかしたい」

そんな方におすすめしたいのが、PMSやPMDDの治療でも使われている漢方薬です。月経前のイライラなどに効果が認められている漢方薬はいくつもあります。

自然由来の漢方薬は、アンバランスになった体内のエネルギーを調整してくれます。運動や食事制限が難しい方でも手軽に始められるので、セルフケアを行う時間がない方にもピッタリです。

月経にまつわる心の症状に対しては、「気の巡り」を改善するものを中心に用いて、滞った気を鎮める漢方薬を選んでいきます。

PMDDによる心の症状に悩む方におすすめの漢方薬3種

photo:shutterstock
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・加味逍遙散(かみしょうようさん)
イライラしたり不眠や不安などがある場合におすすめです。
瘀血(おけつ)薬として血の巡りを整えるだけでなく、気の巡りを整える婦人薬の1つです。
・半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
喉のつかえ感があり、不眠やストレスを感じる場合におすすめです。
気の巡りを改善する漢方薬で、ストレスによる胃腸の不調がある場合にも有効です。
・抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
イライラ、不眠、逆上しやすい場合におすすめです。
気を鎮め、血(けつ)を補う作用があります。とくに、女性の月経に伴う心の症状に適していて、イライラして怒りを抑えられない場合に用いられます。

体質に合った漢方薬をプロに選んでもらおう

漢方薬は、自然の生薬からできているのでからだにやさしく、あらゆる人に何らかの効果をもたらします。

漢方薬を選ぶうえで重要なポイントは、自分の状態や体質にうまく合った生薬かどうか、という点です。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が起こることもあります。どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるのはなかなか難しいですが、最近ではAI(人工知能)を活用した「あんしん漢方」のようなオンライン相談サービスも登場してきました。

AIを活用し、漢方のプロが自分に適した漢方を見極めてお手頃価格で自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が可能です。是非活用してみてください。

毎月のブルーデイを変えよう

photo:shutterstock
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月経がある女性の5%が経験しているというPMDD。これは、20人に1人が悩んでいるという計算です。月経のある女性の6割以上が経験するPMSに対しては、認知度が上がっていますが、心の症状が重いPMDDはまだまだといえます。
セルフチェックで自分の傾向を知って、心の症状が強いのであれば、今回紹介したセルフケアにとり組んでみましょう。専門家に相談のうえ、漢方薬を用いて体質から改善していくのもおすすめですよ。

PMSにお悩みの方へ。辛い症状を緩和させる方法&気持ちが楽になる過ごし方 | Sheage(シェアージュ) https://sheage.jp/article/73579
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あんしん漢方
医師や薬剤師などの漢方に精通した医療チームが、個人に合った漢方薬を見立てるサービス。相談から注文までオンラインで完結し、スマホひとつで自宅までお届けします。AIを活用した個別相談サービスでは、今の状態に適した漢方薬を精度高く見極めることが可能です。「不調を根本から改善したい」「お手頃価格で健康になりたい」「自然由来でナチュラルに体質改善したい」と思っている方へ。あなたのつらい心とからだに、しっかり効く漢方薬を。

https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21233zc8shea0023
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