整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。家の中で、モノがギュッと濃縮して詰まっている場所、といえば皆さんどの場所を思い浮かべるでしょうか?実は、家の中でもモノの数が多いのは「キッチン」なんです。日本は家庭料理でも和洋中とレパートリーが多く、必要な調理道具も多岐に渡ります。また、昨今のおうち時間増加によりキッチンの道具が増えている家庭も多いようです。モノが増えるとますますキッチンの片づけや掃除が大変になりますよね。そこで今回は、我が家が実践している「モノが出ていないスッキリキッチンを作るための5つの工夫」をご紹介したいと思います。
1.水切りかごを持たない
数年前に食洗機を導入した我が家。その時に水切りカゴは手放してしまいました。
そのため基本的に水切りカゴを使うことはありません。
ただし、洗い物が少量の時や「すぐに使いたい」などの事情で手洗いした時には食洗機を水切りカゴ代わりに使っています。
また、食洗機が使用中の場合はティータオルを一枚敷いてその上に食器を置いています。
ティータオルだけでは置く場所が足りない時には一時的に無印良品のワイヤーバスケットを食器カゴとして使うこともあります。
2.炊飯器を持たない
普通の鍋やフライパンでご飯を炊けることを知ってから炊飯器も手放してしまいました。炊飯器がなくなることでキッチンの「出しっ放し家電」が一つ減ったので、キッチンの掃除がとても楽になりました。
今、毎日の炊飯に使っているのは深めのフライパンです。
炊飯器のパッキンの掃除をこまめにできるタイプではなかったので、食洗機で丸洗いできる「お鍋での炊飯」はとてもメンテナンスが楽で気に入っています。
お鍋での炊飯は料理初心者にはハードルが高く思っていましたが、30分以上水につけたお米に火をつけて、煮立ち始めたら蓋をして弱火でタイマー10分。
火を消したらそのまま10分置いておくだけで炊けるので、蓋付きのお鍋とタイマーさえあれば簡単に炊くことができます。
3.トースターを持たない
毎朝食べるトーストは魚焼きグリルで焼いています。
グリルの機種にもよるのですが、3〜4分でカリッと香ばしく焼けるのでトースターがなくても問題なく過ごせています。
最初は「パンに魚の匂いがつくのでは?」と思っていましたが、パンは焼けている間に水分が蒸発していくのでその間は匂いを吸着することはないそうです。
焼けた後すぐにパンを取り出せば匂いもつかず、問題なく食べることができます。
4.シンクを洗うスポンジは薄く、小さく
キッチンシンクを洗うスポンジは薄く切ったメラミンスポンジを使っています。100円均一で大きいサイズのメラミンスポンジを購入し、包丁でサクサクと切ってストックしています。
日中はシンク内を洗うのに使い、1日の最後に排水口の中まで洗ったら汚れたスポンジは捨ててしまいます。
5.乾かさない!
使った後にそのままタオルで手を拭くようにゴム手袋の水分を拭き取ってしまいます。
以前は干しておいたのですが場所を取りますし、重なっているとなかなか乾きにくいのでいまはタオルで水分を拭いて収納してしまうスタイルになりました。