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昭和の団地が令和に生まれ変わる! 「団地リノベ」の事例を紹介

・近隣住民とのコミュニケーションがとりやすい

棟数の多い団地には自治体が存在し、共有部分の管理や季節のイベントなどを行っています。近隣住民と接する機会が多く、非常時も助け合える関係が構築しやすい環境です。特に一人暮らしの方は心強いのではないでしょうか。

デメリット

一方、団地をリノベーションするデメリットは以下が考えられます。

・近隣住民との関係

近隣住民とのコミュニケーションが盛んであると、それだけトラブルも発生しやすくなります。近隣住民との関わりが煩わしい方は注意しましょう。

また、お子さんがいる場合は足音や泣き声などの騒音が問題となってしまうケースもあるため、気を付けなければいけません。

・エレベーターがついていない可能性もある

団地は、マンションと違い、エレベーターがついていない物件も多くあります。そのため2階以上に住む場合は、引越しの際の家具・家電の運搬が困難です。

また、体力の少ない方やお子さんがいる方にとっては、階段での移動はつらいこともあるでしょう。エレベーターのない物件の場合は、一階に暮らすという選択肢も検討してみましょう。

注意点

メリット・デメリットを踏まえ、団地リノベーションのために注意すべきポイントは以下の通りです。

・物件の構造を理解しておく

団地は壁で建物の荷重を支える「壁式構造」です。

壁式構造によって撤去できない壁があると知らずに入居してしまったという話も多く聞かれます。

希望通りのリノベーションを行うために、建物構造については入居前にしっかりと確認しておきましょう。

・計画を立てる

団地は古い建物が多いため、予期していないタイミングで別の工事が始まってしまい、計画が狂ってしまったというケースがあります。

事前に物件に足を運び、周辺環境や今後の工事の情報を仕入れておくのがポイントです。

・見えない部分が老朽化していないか確認

床下の配管などが老朽化していないかしっかりと確かめましょう。見た目が綺麗な物件であっても見えない部分が傷んでいる場合があります。

老朽化した給排水管を放置したままリノベーションを行い、漏水したために近隣住民に多額の賠償金を支払ったというケースも考えられます。

特に給排水管には注意し、老化していた場合は交換か、別の物件の選択も検討しておくとよいでしょう。

まとめ

今回は、団地のリノベーションについて解説してきました。

比較的安価に団地の一室を購入し、リノベーションを行って素敵な暮らしを送っている方は増えてきています。また、理想の暮らしの具体的なイメージが湧かないという方は、フルリノベーションされた団地を購入し、一部のみリノベーションすることも可能です。インテリアや観葉植物などもこだわって選ぶと、さらに過ごしやすい空間を作ることができるでしょう。団地リノベーションで、自分らしい生活を送ってみてはいかがでしょうか。

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