自宅で仕事をしていてオンラインミーティングをするとなったとき、部屋の雑然とした雰囲気が気になり出したという方もいるのではないでしょうか?今回は、すっきりと整ったインテリアを実現している方々の実例から、生活感をなくしたシンプルな部屋を目指す5つの方法をご紹介します。
1. カーテンやベッドリネンには白を選ぶ
部屋の中で大きな面積を占めるカーテンやベッドリネンなどの大きなファブリックは、部屋の印象を左右するもの。生活感をなくすなら、色は白を選ぶのがおすすめです。
白いファブリックは、白い壁の部屋ではとくに壁と一体化して部屋を広く見せ、明るくしてくれる効果も期待できます。シックな色のテーブルや床が置かれたこちの部屋もカーテンやベッドリネンは白で、柔らかく明るい空間となっています。
2. 日用品をシンプルなものに変える
大きなファブリックを今すぐ変えるのが難しい方は、日用品を見直してみてはいかがでしょう?さまざまな色や素材のものがあちこちに置かれているなら、なるべくシンプルに統一したいもの。
例えば、カラフルなパッケージが多いティッシュボックスはケースに入れてみましょう。写真はリネンのファブリックアイテムとした日用品を展開する「fog linen work」ケースです。味わい深いブリキ製でぐっと落ち着いた雰囲気に。
パッケージやアイテム自体のデザインがシンプルなものを選ぶのもひとつの手です。洗剤などの消耗品にも、モノトーンを基調としていたり、ロゴが目立たないデザインになっているものもあります。
こちらは、体への優しさと香りにこだわって作られるハウスケアアイテムのブランド「Komons」の洗剤やファブリックミスト。日本の伝統的な模様がプリントされていて、インテリアに馴染みます。
コンセント付近のコードのごちゃつきも、生活感がにじみ出てしまうので、おしゃれなケースなどでうまく隠したいところ。
この部屋で使われているのは、「KURASHI&Trips PUBLISHING」の北欧風バスケットです。天然素材のように見えますが、実は熱や水に耐性がある「テンネスク」という樹脂素材のかごなので、熱を持つバッテリーや電源タップも収納可能。無機質な電化製品のコードを温かみある雰囲気で自然にカバーしてくれます。
コードがたくさん集まって雑然として見える電源タップも、最近はおしゃれで壁掛けできるアイテムが登場しています。
例えばユニークなデザインの電源タップを展開するメーカー「Fargo」のスチール製タップは、レトロかつかっこいい雰囲気。まるでデザイナーズ物件の一角のように見えますね。
3. 床やテーブルにできる限りものを置かない
日用品をおしゃれにしても、たくさん出しっぱなしになっていては整った印象になりにくいもの。
部屋の主役ともなるテーブルの上は、こちらの部屋のように無駄なものを置かず、アートや植物だけを飾ることができればすっきりおしゃれになります。
床にもなるべくものは置きたくないので、つい出しっぱなしになってしまうアイテムには定位置を作りましょう。
床に置きがちなバッグは、スタイリッシュなラックなどに掛けるとショップのような雰囲気に。この部屋のように、コンパクトなキャンプ用ハンギングラックに掛けるのもいいアイデアですね。
4. 収納アイテムは色・素材・サイズを揃える
上記のようにテーブルや床にものを置かないために必要になるのが収納アイテム。
中身を隠せる収納ボックスを複数使うなら、色・素材・サイズの3つをそろえるようにしましょう。この部屋では横一列に布ケースや紙製のボックスが並べられ、色はすべて白系なので、統一感のある整った印象になっています。
中が見えやすいオープン棚やカラーボックスも、ボックスを引き出しのようにすればバラつきがなくなります。
この部屋では、棚のひとつのスペースより一回り小さいボックスを使用。そのため圧迫感がなく、ゆとりある空間が作られています。