そろそろ紅葉が見ごろを迎える京都。秋のお出かけ先に選んでいる方も多いのでは。その京都、実は美味しいパフェの宝庫だということをご存知でしょうか?今回は、京都にて年間300軒以上ものカフェを訪れ、パフェを食べ歩いているという「g 京都カフェ」さんに絶品パフェが味わえる名店を教えてもらいました。
旬の栗を堪能できるパフェ @二軒茶屋
京都屈指の観光地である祇園。その顔ともいえる八坂神社の鳥居内にお店を構えるのが、「二軒茶屋」。創業480年以上の老舗茶屋です。
今の時期に味わうなら、季節限定の「栗パフェ」。 ミルクソフトに栗アイスや自家製栗きんとんなど、色々な形で栗を味わえる一品です。コロンとしたフォルムのグラスに入った見た目も愛らしいですね。
「ミルクソフトが、練乳を超えてキャラメルに近いぐらいとても濃厚で、目の覚める美味しさ。本格派の栗きんとんで和栗の風味を堪能。あっという間になくなってしまう栗アイスの儚さにさみしさすら覚える。個人的にはかなりおすすめの栗パフェなので、祇園散策のついでにぜひ食べてみてほしい。」(g 京都カフェさん、以下同様)
栗パフェ
1,400円(税込)
バラの花咲くぶどうとリンゴのパフェ @cafe ioa
京都駅からバスで30分ほどの千本今出川(せんぼんいまでがわ)から少し下がったところにある「cafe ioa(カフェ イオア)」。季節のフルーツを使ったパフェやスイーツが人気のお洒落なカフェです。
写真は、秋限定の「秋りんごとニューピオーネのパフェ」。トップに乗ったニューピオーネは、甘さと酸味のバランスが良く深い味わいが魅力です。パフェの下のほうには小さくカットされたぶどうがたくさん入ったジュレ。上から下までぶどうの美味しさを堪能できる贅沢さ。
「薄くカットしたりんごで、薔薇の花のように盛り付けられているのが素敵。毎回、よくどのパフェも目を引くデザインに仕上げられるなぁと感心する。」
秋りんごとニューピオーネのパフェ
1.450円(税込)
柿を丸ごと2個使ったパフェ @ARROW TREE
京阪三条駅から徒歩2分ほどの好立地に店を構える「ARROW TREE(アローツリー)」は、旬のフルーツを使ったケーキやパフェが豊富なフルーツパーラーのようなお店です。
ご紹介するのは、ちょっと珍しい柿のパフェ。まさにこれからが旬の柿ですが、スイーツに使われるイメージがあまりありませんよね。そんな柿を丸ごと2個つかったボリューム満点のパフェです。
「よく熟れた柿は深みのある甘さで美味しい。柿でお腹いっぱいになれるなんて幸せじゃない。ほうじ茶アイスとカスタードが柿との相性抜群で、パフェとしても完成度は高い。」
柿パフェ
1,430円(税込)
焼き菓子の魅力も楽しめるパフェ @紅茶館
地下鉄松ヶ崎駅から徒歩10分ほどにある紅茶専門店「紅茶館」。紅茶に合うケーキや焼き菓子も提供しています。中でもパフェは人気が高く、平日でも夕方には売り切れてしまうこともあるのだとか。
今の季節にしか味わえないのは、その名も「秋パフェ」。
最上部にのっているのは、アールグレイのスコーンにマロンペーストと濃厚なアイスをたっぷりと挟んだアイススコーンサンド。さらに、グラスの中にはラム酒のきいたチーズキューブや栗のパウンドケーキなどがゴロゴロと。
「組み合わせが良すぎてもうケチのつけようがない。ボリューム満点で、焼き菓子の魅力も味わえる満足度の高いパフェ。秋晴れの午後にぜひ味わってみてほしい。」
秋パフェ
1,200円(税込)
老舗茶屋で味わうこだわり抹茶パフェ @辻利兵衛本店
JR宇治駅から徒歩6分ほど。創業1860年の茶問屋「辻利兵衛(つじりへい)本店」が営む「宇治本店茶寮」。落ち着いた和の雰囲気の中、宇治抹茶や、ここでしか味わえないこだわりの抹茶スイーツが楽しめます。
老舗茶屋の茶寮で味わえるのは、思わず息をのむほど美しいパフェ。宇治抹茶ぱふぇと宇治焙じ茶ぱふぇの2種類があり、夏はメロンやマンゴー、冬はイチゴが使われるなど、どちらも季節によって内容が変化します。秋のパフェは、濃厚な抹茶チョコで和栗を包んだ抹茶マロントリュフに紫いも餡や焼き芋餡など、旬の味覚が勢ぞろい。
「宇治で美しいパフェといえば、やはりこちらのお店が真っ先に思い浮かぶ。どちらも非常に濃厚なお茶の味を楽しめるのだが、個人的には抹茶のほうがより味の輪郭がくっきりしていて好きだ。お抹茶生ソフトは甘すぎず抹茶の味に深みがあって、何度食べても飽きない美味しさ。」
宇治抹茶ぱふぇパフェ・宇治焙じ茶ぱふぇ
各1,600円(税込)