在宅ワークなどで家にいる時間が長くなり、人気が高まる広めの部屋。リラックススペースを作ったり、雑貨や趣味のアイテムをたくさん置いたり、空間の使い方はいろいろです。今回は、1LDKでの一人暮らしで素敵な部屋を作られている方々のインテリアとレイアウトの実例を5つご紹介します。
家具をゆったり置いてのんびり過ごせる空間に
窓の多いリビングダイニングにお気に入りのデスクや棚を置いて
縦長のリビング・ダイニングが特徴的な38平米ほどの1LDK。窓がたくさん付いていて、柔らかい光が差し込む角部屋です。お住まいの詩乃さんはゆったりと家具を配置し、ところどころに好きな器や本を置いています。
奥のベランダにも近い、出窓の前の明るいスペースには、西荻窪の「ひぐらし古具店」オリジナルのカフェテーブルと、実家でも使っていたチェアを。その隣には一番のお気に入りだというunicoの棚を置き、雑誌や写真集などを一部表紙も見せながら収納。ここで本を読んだり食事をとったり、長い時間を過ごしているそう。
ベッドルームはシンプル。床の色と似た、「かなでもの」のオーク材のベンチを置いて本などの仮置きができるようにしてあります。そのほかにはあまり家具などを置いておらず、視界の邪魔になるものがないので、すっと眠りに入れそうです。
日当たりとプロジェクターの映画を楽しむインテリア
40平米ほどの1LDKに暮らすのは、Katoさん。「長く過ごすなら日当たりのよい部屋がいい」と、リビングとベッドルームともに窓に面している横長の部屋を選びました。
リビングの日がよく当たる場所に置かれたIKEAのパーソナルチェアのほか、カラフルな雑貨も取り入れて、遊び心もある心地よい空間を作っています。
リビングの奥のダイニングにはテーブルを置き、座ったときによく目に入る壁面に、旅行で撮った写真をディスプレイ。その右側のスペースには収納ボックスや棚がありますが、すべて背は低めに抑え、プロジェクターで映画などを映せるようにしています。その位置なら、先ほどのパーソナルチェアに座ったときやここで食事をとるとき、ベッドに横たわったときも映像が見られるのだとか。
寝室は、リビングのカーテンと同じネイビーのリネンやマットでシックにまとめられています。ところどころにアートや照明、植物が飾られていてリラックスできる雰囲気です。
抜け感のあるもの選びで、家具も植物もたくさん配置
こちらは、shiomaluさんが暮らす8畳ほどのリビングがある1LDK。この部屋で多用されているのは、明るい色の木の棚板にアイアンのフレームが付いた家具です。「圧迫感のあるものは置かない」と徹底したもの選びをされていて、ローテーブルもデスクもあるのに広々として見えます。
そのリビングの反対側の一角には、こんなリラックススペースも。ニトリのアウトドアチェアを置き、縦に使うおしゃれな突っ張り棒「DRAW A LINE」にライトを設置。温かな光で照らされたアートやドライフラワーなどがインテリアのポイントにもなっています。
寝室ではベッドを真ん中に置き、その周りに置いた小さめのラックや無印良品の「壁につけられる家具」に服や小物を収納。こちらもある程度ものがあるのにすっきりとしていて、朝起きたときも気持ちよさそうです。
好きなもので部屋をいっぱいに
大きなドライフラワーや植物をディスプレイ
mokkaさんが暮らす36平米の1LDKは、知り合いの方が管理されているという物件。壁紙を好きなものに貼り替えてもらうなど、内装にも自身のこだわりを詰め込み、インテリアには大きな植物やドライフラワーなどを大胆に取り入れています。
カウンターキッチンの前に、一番お気に入りの「moda an casa」のダイニングテーブルを配置。そこをスポットライトのように照らすDRAW A LINEの照明にも、ドライフラワーをに飾っています。
部屋の角にもDRAW A LINEを設置し、そこにも植物を置いたり、時計やアウターなども掛けたり。スペースをうまく利用しています。
寝室は4畳と小さめ。それでも同じくDRAW A LINEでスリムな収納を作ったり、ドライフラワーなどを飾ったりすることで、使いやすく快適な空間ができあがっています。