30代以降、痩せにくくなったと感じる人は多いかと思います。運動を取り入れることも大切ですが、まずは毎日の食生活を見直すことから始めてみましょう。
健康的に体型維持・ダイエットするために意識したいポイントをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
30代以降に痩せにくい理由とは?
若いときはすぐに痩せたのに、30代以降、なぜか痩せにくい…そんな人は多いかと思います。
30代以降に痩せにくくなる原因としては、
・基礎代謝が落ちる
・寝不足、運動不足
・ホルモンバランスの変化
・育児や仕事などのストレス
などが挙げられます。
30代以降は、体の変化だけでなく、生活面での変化も大きい年代。そうしたさまざまな変化から、痩せにくくなると考えられます。
ですが、絶対に痩せられないわけではなく、特に毎日の食事を見直すことで解決できるケースも少なくありません。30代以降に見直したい食生活のポイントをおさえて、痩せやすい体づくりに役立ててみてください。
今こそ見直したい!NG食生活
たんぱく質が不足している
「野菜は意識して摂っている」という人は多いですが、たんぱく質もダイエットには必要不可欠な栄養素。
特に30代以降は基礎代謝が低下するため、筋肉量を維持・増量して代謝を上げる必要があります。そのために、筋肉の材料であるたんぱく質は意識して補給したいところ。
以下のような、脂質が少なく、良質なたんぱく質を含む食材がおすすめですよ。
・牛ヒレ肉、もも肉、肩
・豚ヒレ肉、もも肉、肩
・鶏ささみ、鶏むね肉、鶏もも肉
脂質が多い、サーロインやカルビ、ロース肉、バラ肉は控えるようにしましょう。
糖質を減らしすぎている
米や麺、パン、イモ類などの糖質が多い食品は「太る」というイメージがあるため、体型維持に気を使うあまり、摂取量が極端に少ない人もみられます。
私たちの脳は、糖質を唯一のエネルギー源としています。そのため、糖質が足りなくなると、筋肉や肝臓に貯蔵されているグリコーゲンを分解してブドウ糖を作り出し、エネルギー源として利用する仕組みがあります。その結果、筋肉量が減るため、筋肉量と比例している基礎代謝量も減ることになり、代謝が悪い体になってしまいます。
ご飯に含まれている糖質は「多糖類」という種類の糖で、分解されるのに時間がかかるため、よく噛んで食べれば吸収されるスピードも遅く、太りにくいですよ。
さらに、玄米や雑穀米などは食物繊維が含まれるため、普通のご飯よりもヘルシーにいただけるので、利用しましょう。
糖質を摂取するのが気になるという人は、
・活動量が多い、朝食・昼食に糖質補給を
・なるべく白米を
の2点を意識してみてください。
便秘
ストレスや睡眠不足が原因で腸内の環境が乱れると、悪玉菌が増えて腸の動きが悪くなり、便秘になることがあります。本来、体に取り入れたい栄養素を吸収できなくなってしまいます。
また、老廃物を体の外に出せない状態なので、血行不良や肌荒れ、むくみの原因にもなり、痩せにくさを感じる要因にもなります。
以下のような食材を取り入れることで対策しましょう。