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蒸し料理の基本「せいろの使い方」をマスター!

レシピ

蒸し料理をするときに使う「せいろ」。杉や竹、ヒノキなど天然の木の素材を生かした調理器具です。せいろを使うようなお料理はなんだか本格的な感じで縁がないと思う方は、その考え方を改めましょう!今回は、蒸し料理の基本「せいろ」の使い方を紹介します!

きく

そもそも「せいろ」とは?

Photo by Snapmart
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中華料理の点心や中華まん、家庭では蒸し野菜などを作るときに使われる「せいろ」。竹やヒノキ、杉など木の素材からできた調理器具です。お鍋やフライパンを使って、せいろの下から湯気を通すことができれば、誰でもかんたんにせいろで蒸し調理ができます。

カゴや調理器具を扱うお店や通販で購入することもできますし、最近では100均でも購入が可能に!自宅でせいろ蒸しに挑戦をしたいという人もかんたんに扱えて、おいしい蒸し料理を再現するのにぴったりの調理器具です。

せいろが得意とする料理

Photo by Snapmart
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せいろの特徴は、天然の木材を使用していること。自然の調湿効果が見込め、余分な油、水分を取り除き、旨味だけを食材のなかに凝縮させることができます。これはガラス製やステンレス製の蒸し器では叶わないこと!お肉やお野菜はそのまま入れて蒸すだけで、素材の旨味を生かした、ふっくらとおいしいひと皿を作ることが可能なんです♪

また、点心や中華まんといった皮で具材を包むようなお料理も、せいろで蒸すことで、皮をもちもちに、中身の具材の旨味を引き出し凝縮したひと品に仕上げることができるんです。

せいろの使い方【鍋を準備する】

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せいろ専用のお鍋を使う場合

せいろ専用のお鍋は、せいろを購入するときに一緒に購入できるお鍋のことです。サイズ感もぴったりで、サイズ違いからくるぐらつきや焦げ付きなどを気にせず安心して調理することが可能です。

サイズがちょうどいいと、蒸気を逃すことなく調理できるので短時間でおいしく仕上げることができますよ♪

自宅の鍋やフライパンを使う場合

すでに持っている両手鍋やフライパンを使う場合には、せいろの直径よりも1cmから2cmほど小さいものであれば、そのままのせて調理することができます。そのままの場合は、縁幅が広いものを使うと安定感があり、調理中にぐらつく心配がありません。

また、あまりにサイズが違うお鍋やフライパンを使う場合には、「蒸し板」という専用の板を使うようにしましょう。

せいろの使い方【料理に合わせた土台を敷く】

Photo by Snapmart
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直接蒸す場合

水分の多い食材や、くっつきやすい食材を蒸すときには、クッキングシートを敷き、その上に食材をのせると調理がしやすくなります。

お菓子作りやほかのお料理に使うクッキングシートに穴を開けて使うこともできますが、せいろ専用のクッキングシートも購入可能。切ったりせず、すでにサイズもぴったりとしていて、取り出してすぐ使えて便利です♪

蒸すものによってはクッキングシートよりも、キャベツやレタス、白菜などの葉を使うと雰囲気が出て、見た目がいいという場合もあります。蒸したお料理と一緒に食べてしまえるので、クッキングシートにお金をかけるよりもエコで経済的な方法ですね♪

お皿にのせて蒸す場合

蒸したい食材をお皿にのせ、そのまま蒸し器で蒸すことも可能です。その際には、せいろとお皿の間に布巾やアルミホイルなどを挟むようにすると、取り出すときに便利!

蒸し上がったせいろやお皿はとても熱くなっているので、手をなかに入れずに布を引っ張ることができると安心ですよね♪

せいろの使い方【蒸しから完成までの手順】

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1. せいろを濡らす

せいろを使う前には、かならずせいろ全体をしっかりと濡らすようにしましょう。これはせいろの素材が水分を含むことで、蒸気が全体に広がりやすく食材をおいしく素早く蒸らせるから。

また、濡らすことで、せいろが焦げ付きにくくなるとも言われていて、意外に大事な工程なので忘れないようにしましょう!

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