マルセン醤油から販売されている「いくらワイン醤油漬け」。「ちょっと贅沢で幸せな気持ち」を味わってほしいという思いからできたひと品です。山形県産のワインとだし醤油、北海道産の濃厚ないくらがどんなマリアージュを生んだのか、さっそくレポート!
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みんなを「ちょっと贅沢で幸せな気持ち」に
キラキラ輝く海の宝石、いくら。海の旨みを凝縮したような味わいと、プチプチという食感……、旬を迎えたこの時期は特に食欲をそそる食材です。
「いくらワイン醤油漬け」。山形県のマルセン醤油が販売するこの品は、2011年の東日本大震災をきっかけに生まれたといいます。
コンセプトは、日本を笑顔にする商品づくり。全国のおいしい食材と山形県の名産品を使って「ちょっと贅沢で幸せな気持ち」になってもらえるものをと考えた結果、この品ができあがったんだとか。
毎日食べても飽きないほどいくら好きな筆者。いくらをワインと合わせるという未知の試みに、期待で胸が高鳴ります。さっそく取り寄せてみました。
宝石のような一粒ひと粒
黒と金をベースにした高級感溢れる箱のなかには、いくらが詰まった小瓶が2個はいっていました。ぶどうと鮭のイラストが描かれたラベルが印象的。冷凍されて届いたそれを、ひと晩チルドで解凍しました。
翌日フタを開けると、溢れんばかりのいくら。ふわっとワインの香りを感じました。ディルも上にのっていて、ふつうの醤油漬けとは様子が違います。材料にマルセン醤油のだし醤油と山形県産アイスワイン、北海道産のいくらを使用したこだわりのひと品。さっそく実食です!
赤く輝くその粒は、ふつうのいくらの醤油漬けよりうすい色。だし醤油を使うことで、いくら本来の色合いが生かされていました。大きさのそろった粒のどれもがピンと張りがあり、材料から丁寧な作業でつくられているとわかります。
ひと口食べると、口のなかでいくつものいくらがプチッと弾けました。一度にトロッととろけ出ると、だし醤油のだしの風味とを甘みのある塩味を感じました。後からワインのほのかなアルコールがふわっと鼻を抜けます。
ホカホカごはんにたっぷりのせて
まずは、炊きたてのご飯にたっぷりいくらをのせました。見るだけで心が踊るビジュアルです。
ごはんといくらをひと口分箸で取り、いただきます!口のなかで弾けたいくらから濃密な旨みがあふれ出し、ホカホカごはんと混ざり合いました。
ごはんの熱がワインの香りを際立たせ、ぶどう由来のふくよかな風味がふわりと鼻を抜けていきます。だし醤油のあっさりした味わいに芳醇なワインの香りが加わり、いくらの旨みをより引き立たせています。
ほかの編集部員にも感想を訊くと、酢飯や玄米でも試してみたいという声が挙がりました。
macaroni流アレンジ「ポテサラ on the いくらワイン醤油漬け」
こちらの「いくらワイン醤油漬け」は、ワインに漬けているだけあり、おつまみやお酒に合うレシピにもおすすめ。今回はおつまみの定番ポテトサラダをちょっとおしゃれにアレンジしてみました。
ツナ・玉ねぎ・じゃがいもで作ったポテトサラダに、煮卵と青ねぎをのせます。最後に主役のいくらをたっぷりかけてでき上がり。シンプルなポテトサラダと旨みを凝縮したいくらで、全体のまろやかさが増し、相性抜群でした。
公式HPのアレンジレシピ
鮭のレモングリル“いくらワイン醤油漬”とサワークリーム添え
カッティングボードにおしゃれに盛り付けられている「鮭のレモングリル“いくらワイン醤油漬”とサワークリーム添え」。
ちょっと特別なディナーにおすすめです。作り方は、レモンの輪切りの上に鮭をのせ、オーブンで焼きます。焼きあがったらサワークリームをのせ、「いくらワイン醤油漬け」をたっぷりトッピングすればでき上がり。
鮭といくらがおしゃれな親子に変身するメニューですね。スパークリングワインや、華やかなロゼワインと合います。